加水分解|

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加水分解2006-12-02

今日は、靴のお手入れに関する話です。

この頃、PU(ポリウレタン)ソールの靴の不具合が持ち込まれることがあります。

底がひび割れたり場合によっては縫い目からパックリ裂けたりします。また、スニーカータイプのものですと、ぼろぼろと剥がれ落ちたりすることもあります。

これは「加水分解(かすいぶんかい)」といいまして、ポリウレタンが水分と結びついて分解してしまう現象です。現在の技術では、どうにも防ぎようがないようといわれています。

 

加水分解

 

ポリウレタンは高い弾力性と滑りにくいという特性を持つ素材ですが、湿気の多いところに放置しておくと化学変化を起こしやすく、亀裂・剥離に繋がることがあります。

簡単に言うと、減りにくく滑りにくい、とてもよい素材なんですが、ちょっと湿気に弱く、お手入れや保管状態によってはバクテリアに喰われてしまうよ、ということです。

加水分解で壊れたソール、そして、履いているものと履いていないものを比べると、大事に?して、靴箱などに入れっぱなしのものほど起こりやすく、頻繁に履いているものの方が起こりにくいようです。

 

ですから、よく「大事にしてほとんど履いていなかったのに、こんな風になってしまった」と言われることがあるのですが、逆にきちんとお手入れしてどんどんお履きいただいた方が長持ちすると言えます。

この加水分解はおおよそ5年位を目途に発生しはじめる と云われています。

よい状態で永くお履きいただくには、

・雨などで濡れた時にはソールなどを拭いて湿気を取っておく
・保管する時には靴箱(結構湿気が多い)などに入れず、風通しのよいところに
・時々は履いて、きちんとお手入れをする

これらをされるだけで、かなり持ちが違ってきます。

皆さまの大切な靴を永く保つためにも、ご留意いただけるとよろしいかと思います。

 

なお、当店で扱っています Finn Comfort や Natural Feet なども加水分解は起こりえますが、ソール交換(有償)することによって、また更にお履きいただけます。