最北端と最北限|

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最北端と最北限2008-08-21

夏休みをいただいて、ちょっと涼しい(実際はかなり寒かった)ところへ行ってきました。
「流氷とけて・・」ではじまる「宗谷岬」の歌。

芹洋子さんやダ・カーポさんなどいろいろな方にに唄われて、すっかりお馴染みの日本最北端の地、宗谷へ以前から行ってみたいという思いが実現できました。

か~し、いざその地に立ってみると、なぜだかあまり感動がなかったのです。
おかしいですね。
あれほど訪ねてみたかった、その地に立って感動がないなんて。
どうしてだろう???

多分、一つは天候のせい。
暗くたれ込めた分厚い雲と、見えるのは荒々しい波だけという景色。これで、あの「宗谷岬」の一番の歌詞の明るい雰囲気はほとんどぶっ飛んでしまった。
歌詞に隠されている現実の厳しさを知らない横丁の靴やのミーハーな想いは吹き飛んだのです。これが、本当の北の果ての姿なんですよね。

それと、もうひとつは、セントレア(中部空港)を飛び立って3時間とちょっと後にはそこに立っているという不可思議さ。
やっぱり、あこがれの地は手間暇かけて訪れるのがいいのだろうか。

 

宗谷本線

 

宗谷本線(写真)でごとごと揺られていけば、感じは違ったのかも。
などと、贅沢なことを言っていては罰が当たってしまいます。

 

気を取り直して、旅続行。
礼文島に渡り、今度は最北限の地「スコトン岬」に。

スコトン岬

 

ここは、メチャ風が強く、身体ごととばされるかと思ったほど。でもでも、この「日本最北限のトイレ」を見た瞬間、にやっとしたうれしさが。。

岬の突端にはただ「最北限の地 スコトン岬」という木の標識しかなく、宗谷岬のようなモニュメントもなにもないんです。

ただあるのは木の柵に囲まれた展望台と木の標識だけ。目の前には「トド島(海馬島)」と晴れた日には見えるというサハリン(樺太)を隔てる海だけ。
条件は同じなんだが、印象はまるっと違いました。

 

「最北端」と「最北限」、いったいどう違うんだ!!!
緯度から云えば、ほんの何秒の差で「宗谷」が現在の「日本の一番北の地」であることは間違いないのですが、後者のスコトン岬の方が強烈に北の果てを感じさせてくれるのです。
何でだろう???

(本当のことを云えば、「日本の最北端は、択捉(えとろふ)島の東にある『カモイワッカ岬』。宗谷岬よりも2分くらい北にある。」というお話もあるのですが)
そんなたわいのない旅をしてきました。
さあ、明日からまた一生懸命頑張ってお仕事をしましょう。
そして、またどこか 知らない街を旅してみたいものです。

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