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お客さまへの感謝とお願い2009-10-03
お客さまへ
おさだウイズ店をご愛顧いただき、まことにありがとうございます。
平成4年に、このウイズ店をオープンさせていただいてから、今年で18年になります。
この間、多くのお客さまにかわいがっていただき、お陰さまで「はきよい靴を探せる店」としての
ご評価をいただけるようになりました。
また、お客さまにも本当によい方々に恵まれ、育てていただき、ここまで来られました。
本当にありがたいことで、心より御礼申し上げます。
たいした才能もなく、お客さまの「足からの健康」なんてたいそうなことを掲げて
長い間営業を続けてこられたことに、ほんとうに感謝しています。
毎日毎日、お客さまと向き合っていることは、大変でもありますが、うれしいことです。
お客さまの抱えておられる
「足と靴、そして歩くこと、健康」への問題というか、お悩み
そんなものを、少しでも緩和することが出来、笑顔になっていただける。
そんな時は、最高の気持ちになります。
「来てよかった!」とか「ああっ、うれしい!」、
「また、安心して履くことが出来るね」などといった言葉をお聞きすると、
大げさに言えば自分たちの存在価値を感じることが出来ます。
こういうことが、「商売人冥利」といいましょうか、きびしくもある商売を続けていける原動力、エネルギーとなっています。
そんな、おさだウイズ店から、お願いがございます。
横丁の靴や 長田と山田の二人で営業しております。
云ってみれば家内商業のお店です。
我々二人、今年で57歳となりました。
こころでは若いつもりでいても、結構、身体は年齢というものを感じるようになってきました。
定休日は、一応毎週水曜日と月に一度連休をいただいていましたが、
結構お仕事でつぶれて、ほとんど休みなしの状態が続くことも多い状態です。
以前は、さほど苦にならなかったのですが、この頃はかなりしんどくなってきました。
お客さまに“履き心地のよいフットウェア”を永くご提案させていただく。
店をやめる、その時まで
しっかりと商売を続けていくためには
無理をしないことも大事
だなぁと思うようになりました。
永く、しっかり続けることも、お客さまへの責務 ではないかと思います。
また、時代が変わってきている、という感じも強くあります。
安く売ることや品数の多さで勝負するお店も多いですね。
それはそれで大事なことなんですが、
今のお客さまは、そういうものを越えて、本当に自分に価値のあるものを
選び出されるようになってきているように思います。
とても感性豊かになられています。
それが、当店のような小さなお店でも必要とされ、
成り立たせていただいている理由なんだと思います。
それにお応えし、常にお客さまにステキないろいろ愉しいこと(商品と共に、お客さまの生活のお役に立つこと)をお伝えしていくことも大事だと思っています。
そのためには、
自分たちが芸を磨き続けていかねばなりませんし、そのための時間も必要です。
そんなことをずーっと考えていましたが、お客さまから
「このお店がなくなったら、私どこで買えばいいの??」
「週休二日制、大いに歓迎ですよ。その代わり永く続けてよね」
というお声をいただくことがとても多くなり、決断いたしました。
2009年(平成21年)の10月から、
毎週 火曜日と水曜日を連休
とさせていただくことにいたしました。
これからも、これを活かして、いろいろと情報を集め、また研鑽を積んで、お客さまのご信頼にお応えできるよう、頑張っていきたいと思います。
どうぞ、これからもよろしくお願い申し上げます。
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