専門店としては当然のことですが、、、
2019.04.01
昨日、お客さまからお電話をいただきました。
一昨日ご購入いただいたお子さまの靴のサイズが間違っているのではないかと云うお問い合わせでした。
そのお子さまのサイズは、実寸で足長228~229ミリ(左右で違います)ほどで、当おさだウイズ店のサイズ感では”23.5㎝”となります。
帰宅されて見たときに、タン(甲のベロ)のシールに刻印されていたサイズが、下記の写真のように”24.5㎝”となっており、また靴箱の表示も変更されていたため、不審に感じられたのです。
大きすぎると思われたのですね。
靴の表示は、24.5㎝となっています
おさだウイズ店で箱の表示も変えています
それで、お電話いただいたのです。
当店では新しい靴が入荷したときに必ず検品をして、その時にインソールを取り外してその長さなども測ります。それで、メーカーからの箱や靴に付いている表示と照らし合わせます。
測ってみると、この靴の場合インソールの全長で244ミリしかありません
今回の靴の場合、インソール全長で244ミリ。表示は24.5㎝となっていますが、実際に24.5㎝のサイズの方が履くことができません。
これでは捨て寸(余裕寸)がありません。つま先が当たってしまいます。
表示は24.5㎝ですが、実際には23.5㎝の方に適した靴なのです。
そのため、当店で正しいサイズ感の表示に変えているのです。
また、お求めの時にしっかりとフィッティングチェックもしているので間違いないのですが、表示だけ見られると間違っていたと思われてしまうのですね。
大量に効率よく販売することを命題としているところでは、こんなことはしていないと思いますが、こうした手間やチェックを重ねることは、履きよい靴をおすすめするための第一歩です。
見えないところでも、しっかり準備と云うか用意をしていることが大切ですね。
お客さま方に安心して履いていただけるようにするのが、手前ども靴専門店のお仕事の一つなんです。