中馬のお雛さま
昨日は、おさだウイズ店の定休日。
横丁の靴や、午前中に身体の手入れをしてもらった後、前から行ってみたかった、足助の「中馬のお雛さま」を観に出かけました。
このポスターは、地元で活躍中のペン画家の柄沢照文さんの手になるもの。
ウチのやまだも大ファンなんですよ。
古い蔵も立ち並ぶ、魅力的な足助の町並みに、およそ140ものお雛さまが店頭や店内に飾られています。
このような「御殿飾り」のお雛さまも数多く飾られていて、拝見させていただいてたのしくなります。
地元の皆様もとても親切でゆっくり見させてもらえます。
そんな中、あるお店でジーンとくる体験をさせていただきました。
ふらっと寄った、老舗のお菓子屋さん。
店内奥にすてきな御殿飾りのお雛さまが飾られています。
そこの女将さんが来られる人ほとんどの方に、お茶を入れてくつろいでもらい説明をしてくれます。
うれしくって申し訳ないようで、お茶うけにとケースの「イチゴ大福」を求めました。
これが美味しくって、満足の体で味わっていると、何とコーヒーまで出していただきました。
私だけではなく、周りの方にそうしています。
いっぺんでこのお店のファンになってしまいました。
お店のものを売るための素振りではなく、遠くからわざわざ「お雛さま」を見に来てくれた人たちへのお礼のような感じでした。
多分、毎年こんな感じでお客さま方への「ご奉仕」を続けられているのでしょうね。
まったく自然なふるまいです。
同じ商人として、とっても勉強になり、「ありがとうございます」と、お礼を伝えると、きょとんとしておられました。
そんなすばらしい女将さんのいる、この「かゑで」さん、ぜひお越しの時には立ち寄られるといいですよ。
いろんなすばらしい方がいます。
あちこち出かけると、こんな素晴らしい体験と気付きをいただけます。
また、明日から、おさだウイズ店も「かゑで」さんに負けないように、頑張っていきたいなぁと、大きなエネルギーをいただいてきました。