Loading...

BLOG

靴ひも、結んでますか?

2007.04.28

少し前の「雑記帳」にも書いたのですが、この頃(昔からですが)気になっていることがあります。

それは何かと言いますと、靴の脱ぎ履きの仕方です。

人が多く集まるようなところなどで、どのような靴の履き方をするか見ていますと ・ ・ ・

多くの方がすとんと靴を床に落とし、そのまま足を突っ込んで 「ぐいぐい」と履いています。

「俺の靴だから、どう履こうとあんたにゃ関係ないだろ!」と言われれば、それまでですが。。

 

このような履き方をしますと、靴の大事な部分である「かかと」を潰してしまうことになります。

私どもにとっては、とても悲しくなる「履き方」です。

 

kowaretakutu

 

写真をご覧下さい。

商品は違いますが、新品の靴と、「かかとを踏んづけてしまった」くつです。

こうなってしまうと、もう元には戻せません。

右の靴の場合、履いてもかかとのホールドがしっかりしていないため、履きづらく疲れてしまいます。

これではせっかく靴底を修理しても ・ ・

 

ほんの少しでよいのです。靴に「愛情」をかけてあげて下さい。

ヒモ靴なら紐をゆるめ、靴ベラを使ってお履きいただき、軽くかかとを地面に落とすようにして「靴のかかと」と「足のかかと」を合わせて下さい。

それから、しっかりと靴紐を締め、「さあ、行くぞ!」と出かけましょう。

スリッポンやローファーの場合も ”靴すべり”を使って滑らせるように足をお入れ下さい 。

それだけで、あなたの靴は気持ちよく、しかも長期間履けるようになります。

 

さあ、「面倒くさい!」なんて言わないで、ぜひ実行してみて下さい

ほんの少しのことですが、これだけであなたの気分もずっと良くなりますし、靴も傷むことが少なくなります。

 

補足:
靴ひもですが、これは消耗品です。
しっかりと靴ひもを締められていますと、すり切れて弱くなり、やがて切れてしまいます。
でも、これは自然なことです。「紐が切れる」のは当たり前なのです。正しく靴を履かれていれば、そうなります。切れたら買い換えて下さい。当店でも、いろいろな種類の靴ひもを用意しています。

 

コメント欄

このサイトは reCAPTCHA と Google によって保護されていますプライバシーポリシー利用規約 申し込み。