秋の一日を愉しめました
このところ、少しハードな時間が続いていましたが峠を越え、ホッとした昨日、京都へ遊びにいってきました。
京都国立博物館で開催されてる特別展来会「琳派 京を彩る」 が観たかったのです。
朝七時台の新幹線に乗ったのですが、開館一時間前前なのに、もう多くの人の行列でした。
博物館敷地に入っても、長蛇の列です(^_^;)
昨日から、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の三人による「風神雷神図」のそろい踏みでもあったんで、人気に拍車をかけたのでしょうね。
それはともかく、琳派誕生以来400年脈々と受け継けられてきた名品の数々には、思わずため息が出ます。
そして、いよいよ「風神雷神」とのご対面です。
「風神雷神図」これが目当てでした
京都・建仁寺所蔵の俵屋宗達作、東京国立博物館所蔵の尾形光琳作。そして、東京・出光美術館所蔵の酒井抱一作の、三人の個性が出た「風神雷神図」。
どれも、これまでにご対面(建仁寺さんのはおそらくレプリカかも)しているのですが、こうして一堂に並べられているのは、ホント壮観の一語です。
かなりの時間、近づいたり引いたりあっちのコーナーこっちの角っこに移動して眺めていました。
横丁の靴やが一番いいなぁって思ったのは、俵屋宗達作のものでした。
きれい、洒脱、軽妙、そんな感覚では、尾形光琳、そしてその弟子の酒井抱一のものですが、なんかこう「いいなぁ!」って感じたのは、やはり創始・宗達の作品でした。
宗達の作品には、何かこう迫ってくると云うか引き込むような、そんなチカラが強いように思ったのです。
これは個人個人の感覚によるものですので、観る人によっては、皆違うかと思うし、それでよいのだと思うのです。
でも、みな素晴らしかった!!!
三作そろい踏みなんて、滅多にあるものではないと思います。
11月8日(日)までは、三作がそろっています。
京都国立博物館の裏門です(^_^;)
ご興味のございます方は、ぜひ京都へGO!ですよ(*^_^*)