変人感性かな(^_^;)
横丁の靴や、旅行から帰ってきました。
今回、出かけた先はロシアでした。
主に、サンクトペテルブルグの エルミタージュ美術館 へ行ってみたかったのですが、モスクワもなかなかワクワクするところでした。
旅行のご報告は追々するとして、
今回、横丁の靴やはやはり「変人28号」だったって事 を書きたいと思います。
実は、今回の旅では三つの「見たいところ」を決めていました。
それが、前述のエルミタージュ美術館とロシア新幹線「隼」乗車、それと、モスクワ「赤の広場」にあるグム(GUM)百貨店の中にある高級トイレに入ってみることでした。
その「トイレ」の話です。
28人のツアーだったのですが、人の感性はやはり人それぞれってことに改めて気付かされました。
テーマパークのアトラクションのような高級トイレへの入口
この高級トイレ、もちろん有料です。約500円くらい。
横丁の靴やは、社会主義国におけるブルジョワジーの在り方みたいなものに、とても興味を持っていたので、是が非でもここは入ってみたいと思っていました。
クレムリンの内部(武器庫とかダイヤモンド庫)を見るのに時間調節があり、自由時間がかなりとれたので、他は見ないでグム百貨店だけに絞りました。
ロシア人のガイドさんに「高級トイレ」の所在を訊いたところ、まず無料のトイレを紹介されました。
で、このトイレが見たいと云ったところ、他のツアー客の方々から、「へえ、そんなお金払ってまでもトイレに行きたいの??」と云う反応がいっぱいありました。
それだけ払うのなら、もう一つの有名なアイスクリームを買った方がはるかに得!みたいな感じでした。
お一人だけ、「それ面白そう。一緒に行ってもイイ?」と云う方がおられました。この方はご自分で会社を経営されている方です。
他の方は、「変な奴ら」みたいな反応でした。で、トイレの中はこんな感じでした。
大理石の壁や、ヴェネツィアン・グラスで作られたランプ
帝政ロシア時代に大理石や御影石を用いて作られたということです。
入口には、コートを預けるためのクローゼット、革製のアームチェアを配置。専用のサービス係も勤務していました。
ロシア革命によりソビエト連邦の時代へ移るとき、このトイレは「ブルジョワ」過ぎるという理由で閉鎖されてしまったそうです。
それが、近年のリニューアルによって、かつての高級トイレは復活。
かつての華やかさを取り戻したのです。
「HISTORICS TOILET」として、注目集める施設となっています。
用を足すのにも「気分」ってありますよね(^_^;)
いやぁ、座り心地もGoodでした(*^_^*)
こんな面白そうなところを見逃すなんて、と横丁の靴やは思ってしまいますが、一般的にはそうでもない!ってことがわかったのが大収穫でした。
こんな体験なんて、実際に行ってみないと味わえないし、そうは何度も行ける場所ではないだけにもったいない!って思うのは、横丁の靴やだけでしょうか。。。。。。。
この反応の差。
別に否定するわけではありませんが、ただガイドブックに載っている有名処を見て写真を撮るだけでは実にもったいない!
と思うのですが、読まれた皆さま方はどう思われますか????