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一隅を照らす

2012.03.14

昨日、比叡山延暦寺の春を迎える行事「大護摩供」法要に行ってきました。

関ヶ原の手前あたりから雪が断続的に降り続き、とても寒い日でした。

法要の中での阿闍梨さまのお言葉や、比叡山の僧になられる方々の修行の場である「にない堂」にも、特別に入らせていただき、感ずるものを多くいただきました。

 

そして、最重要な場所「根本中堂」を拝観させていただくとき、

「一隅を照らす、これ国宝なり」 という文字が目に焼き付きました。

 

一隅を照らす

 

 

天台宗開祖 伝教大師最澄さまの教えでもあると思うのですが、宗教的な意味合いだけでなく、現実に社会の一員である我々、たとえば私横丁の靴やが、

自分の仕事である「お客さまの日々のお役に立つ”フットウェア”をお売りする」ということを通じて、まわりの方々に笑顔になっていただく

それが「一隅を照らす」と云うことの意味なんですよ

そして、その小さな光が集まって、日本を、世界を、そして地球を明るくするのですよ、と法話の中で、とても分かりやすく教えていただきました。

 

う~ん、この齢になるまで、自分のしている仕事の意味をそこまで掘り下げて考えてはいませんでした。

大きな反省です。

日頃、このような教えや「宗教」には無頓着な横丁の靴やですが、昨日は新たな「生まれ変わり」のような気づきをいただきました。

これからの商いの実践の中でどう活かしていけるのか、これからの愉しい課題が増えました。

 

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