モスクワの高級百貨店その1
共産圏と云うと語感は悪いですが、ロシアと言えば欧米諸国とは違う体制の国ですよね。
その首都の中心部にある「グム百貨店」。
今回のロシア旅行で、エルミタージュ美術館と並んで、横丁の靴やが行ってみたいところでした。
今回の旅日記の冒頭で、ここのハイソサエティトイレをご紹介しましたが、そう、そのトイレのある百貨店です。一緒に巡ってみましょう。
赤の広場から見たグム百貨店
赤の広場でクレムリンの向かい側にドドーンと建っているグム百貨店。
あまりの大きさに全景が収まりません。
全長うん百メートルはあります。とにかく、でかい!です。
「グム」とはロシア語で「総合」という意味だそうです。
入り口の一つはLOUIS VUITTONでした
日本のデパートのように入り口近くにはヴィトンの店が鎮座しています。
名前は百貨店ですが、世界中の有名ブランドショップのモールみたいな感じです。
店内はいろんな花の花壇が目を楽しませてくれます
帝政ロシア時代に建てられた豪華な造りにまず度肝を抜かれます。
そして、200を超える有名ブランドのショップが軒を並べています。
現代アート的な店もあれば、重厚な店構えのところもあり、とても個性的です。そして、全体としての統一感はしっかり取れています。
大きな風船を使った飾り付け
大きなドームのあるところでは、写真のように多数の風船が宙に浮き、まるでテーマパークへ入ってきたような感じさえあります。
整然と並んでいるのはキラ星のお店ばかりです
ロシアの一般市民の水準では、とても買えないような高級・高価な品々。元は、共産党員高級幹部たちやその家族のご用達みたいな店であったと聞きました。
現在は、外国の旅行者が主たるお客さまなのでしょうか。。。
なかなかに興味のあるところです。
カメラのライカやアップルの専門店も入っていて、ここにいれば、ここがモスクワだと云うことを忘れてしまいます。
この高級百貨店らしからぬ、リーズナブルな(日本円で150円くらい)アイスクリームを食べながら、ぐるぐる見て回った横丁の靴やでした(アイスの写真がうまく撮れなかった、残念)。
次回は、靴やらしくいろんな靴などを中心にもう少し詳しく、店内の雰囲気をお伝えします。