時代の揺り戻し
久しぶりに、明るい太陽を拝んだような朝です。
昨日は日曜日だったのですが、午前中、山田に無理を言って、映画を観にいってしまいました。「降りてゆく生き方」という映画です。
この映画は、云ってみれば自主上映的な映画で全国でポツンポツンと上映されるため、機会を逃すと観られないのです。
で、土砂降りの雨の中、車を走らせて半田まで出かけました。
映画の内容は、そこのHPでも述べられているとおり、足を運んで実際にご自身で味わって欲しいので書きません。
タイトルから少しは想像できると思うのですが、人の「生き方」についての問いかけです。
時代の揺り戻しとでも言いましょうか、これまで未来はずーっと右肩上がりで登っていくものだと思われていた(そう思っていなかった、賢明な方も多いですが)この世界。ここにきてその生き方が変わりつつあるように思います。
そんな、人の生き様、考え方(もっと言えば「覚悟」か?)に焦点を定め、真正面から取り組んだ意欲作といえます。
お金や時間や効率がとても大事とされていた、その価値観が変わってきている。もっと人間として人の役に立つ「等身大の生き方」とでも言いましょうか、そんな素晴らしい人生もあるよってことに気づいて欲しくて撮られた作品でしょうか。
横丁の靴や的には、とても共感を覚えるものです。
テレビやDVDでは、放映・発売されないので、なかなか観るのは大変です。
でも、自分で調べていただき、多くの人に観ていただきたい映画だと思います。
この映画の中で流れていた主題歌「ぼくらのあり方」(熊木杏里さん)っていうのが、すごくすてきで帰りがけに購入してきました。
昨夜 寝るときに聴いたのですが、何度も何度も繰り返しリピートしていました。
歌詞の最後
「急いてゆく 一期一会 誰を結ぶ 急いてゆく 一期一会 誰を結ぶ」
これが何とも胸を打つ、不思議な、そして素敵な唄でした。