もの作りの原点って
2015.11.26
この前に書いた「場立て」に参加するため、飯田へ向かう高速バス車中で、池井戸潤さんの「下町ロケット2 ガウディ計画」を感動しながら読みました。
もの作りの「原点」って何?
やはり、私どもがいつも考えている「自分たちの持っているリソースを使って、世の中のお役に立つこと」。
それと同じ。そのことを改めて再認識しました。
同時に思ったことは、この頃3Dプリンタなどでのデザイン、設計、加工、仕上げまでがいかに手早く簡単に出来るってことへの違和感(効率とか利益とかへの)でした。
最後の最後のところって、やはり熟練の技が要る!
特に、今回の人の身体に入る医療機器の部品などの精度や耐久性を高めるキーになるところは、経験を積みその感覚で良し悪しを判断して調整できる能力がとても大事になることを改めて感じました。
そこには、企業の大きさ(資本力や名前が知れ渡っているとか)よりも、そこにいる人の熱さや想いの重要性がいかに大事かを思い知らしめてくれました。
我々のような小さな靴屋でも、そういう想いや熱さは同じように持っているって自信にもつながりました。
高速バスの往復4時間は至福の時間でした。