言語力を磨くには
昨晩、途中からなんですが、NHKの「追跡!A to Z」という番組を見ました。
日本人は言語力が弱い、落ちているという観点からの特集でした。
日本人は「自己主張」と「論理的に伝えること」がへた?で、これからの国際社会の中では苦労するよということを報告していました。
ドイツの学校での「言語力」教育の実際場面も放映していましたが、日本とは明らかに違うのですね。
教育の考え方、というか人の育て方、そういうものの基準というか価値観が違うんですね。
落ちている、日本人の「言語力」をいかに磨いていくのか、いろいろな提言をしていましたが、その中で、これまで日本の美徳とされてきた「あうんの呼吸」の阿吽(あうん)が、障害になっている、とされたところはちょっとショックでした。
日本人だと、みなまで言わないでも「察する」ということで理解対応していた部分。
ここをもっと理論的に考えて、きちんと伝え、コミュニケーションにする。
この「きちんと伝える」ことが出来ないと、これからは非常に拙いよね!ということなんです。
そんな中で、サッカーワールドカップ参加選手、本田 圭佑さんのケースを取り上げていました。彼は、オランダのチームで異邦人なのにキャプテンを任せられるまでになっていたそうです。
その背景には、「自己主張する力」と、考えて「相手により伝え方を変化させる」ことが大きな原動力になっていたことを伝えていました。
なにせ、途中から少し見ただけなのですが、「伝える」ということに大きなヒントを得た番組でした。
で、感じたことは、自分の考えや思いを伝えるためには、考えて考えて、ものごとを鮮明にしていく。
そのプロセスのトレーニングがとっても大事なんだ、ということでした。
やはり、練習とかトレーニング、日々の修行が大切なんですね。。
それにしても、対談でお話しになっていた佐藤 可士和さん、すてきな方でした。