Vabeene工場見学その5
2013.05.23
Vabeene社工場見学の記事、5回まで来ましたか?
もう少しお付き合いくださいね。
Vabeene社での工場内部で行われていること、少しでもお客さま方にお伝えできればと書いています。
先回、裁断された革素材(パーツ)がベテランの職人さんたちの手(手業)により、ほれぼれする靴になっていく前半を載せましたが、これからその後半部分です。
縫製された各パーツを組み立てていきます。
Vabeene社では、セル単位、と云うかチームでの作業が主形態となっています。
ほぼ4人単位で机を並べ、仕上がりに応じて次の人に回していきます。
流れ作業のようなのですが、あくまでセル単位で各チームが責任を持って仕上げていくのですね。
このようにして、靴の体裁に整えられたものが、再び一階に降りていきます。
ここで、つり込み(縫製されたアッパー〔甲革〕をソールにまとめる)や接着などをして、靴やブーツやサンダルになります。
そして、つり込み、接着された靴などは、一足一足熟練の人の手によって、仕上げ工程を施され、厳しい検品に回ります。
見ていて、本当に手業と云う言葉が当てはまる作業風景です。
「えっ、ここまでやるの?!」っていうくらい丹念に行っています。
見えないところに神経を行き届かせる。
それが商品になったとき、エレガントでしかも履き心地のよい、本物のシューズになることを知っているからこそ、手を抜いたところが全くないのですね。
だいたいの工程はこんなところですが、まだまだ驚きの現場に遭遇しました(見せてくださいました)。
次回は、そんなびっくりするシーンを載せたいと思っています。
続く~、、、、、