春の特別公開にて感じたこと
一昨日・昨日と関西へ出かけていました。
大阪での勉強会が主目的なのですが、せっかくそちら方面へ出かけるなら、、、、、
と云うことで、京都を二日ほどめぐってきました。
ちょうどこの時期は、「春の特別公開」をされている寺院などが多く、うれしいですね~(^^)/
初日は、大徳寺です。
特別公開されている塔頭を拝観させていただきます。
どこも石庭がすばらしく、しばし時間を忘れて見惚れていました。
上の写真は、興臨院の茶室前で撮らせていただいたものですが、こういうのってイイですね~(^^)/
外国からのお客さまもとても多く、黄梅院で伺ったときには、特にフランスからの観光客が多いとのことでした。
そんな人々を見ていて感じたこと。
長歩きに耐えうる、しっかりした靴を履いていること、そして、面倒であろうにもかかわらず、必ず時間をかけて脱ぎ履きをされているのですね。
まあ、彼らにとっては当たり前のことですが。(でも、脱ぎ履き用にイスやベンチが用意されていないのが、、、、)
それに対し、日本の方々は簡単に脱ぎ履きできるものが多く、なかには、パンプスで来られているご婦人も少なからずお見受けしました。
また、せっかくFinnComfortなどの履きよい靴を履きながらも、ひもを締めたまま脱ぎ履き(^_^;)をされていたり。。。。。
う~~んですね。
どうしても商売柄、そういうところに目が行ってしまいますが、ちょっと残念なシーンにいくつか出くわしました。
大阪での勉強会は、またまたいろいろな気付きをいただき、その後の仲間との創発の場もとても有意義でした。
一泊して帰る時も、途中下車して再び京都へ。
このときは、刈谷に3時までに帰らなければいけない時間の制約がありました。
どうしようかと思いながら、改札口を出たら、国立博物館で「京狩野」の特別展をしている案内が目に。
これだ!ってことで、バスに飛び乗りました。
永徳亡き後の狩野派、特に京都に残って江戸派とは違う趣を出していった京狩野。
それを支えた山楽、そしてその弟子の山雪の作品の数々。
実に見応えがありました。
時間を忘れて見入っていたら、危うく新幹線に乗り遅れるところでした。
それくらいよかった!!です。
頭とこころにたっぷりエネルギーチャージが出来た二日間でした。
さあ、充電も出来たところで、また今日から頑張ります。