昨日、自宅の火災保険&地震保険の更新でした。
地震保険の料率が、来年からまた上がるとか。。
(愛知県を含め太平洋側7県で大幅アップ。福井や兵庫のように50%近く下がるところもあり、全体的には7.7%の下げとのこと)
うーん、頭が痛いですね。
やはり入っておかないと、何かの時にはとても困ったことになるし。。
保険屋さんに聞いてみると、新規加入率はかなり上昇しているそうです。
それでも、料率アップということは、近いのかな?(東海・東南海・南海)と思ってしまいます。
いずれは来るようだし、それなりの準備や覚悟をしておかなければ・・・
もしもの時に備えての話なんですが、
非常袋だけではなく、靴の用意 もきちんとしおくと良いですよ。
パニックになったとき、履きよい靴がなくてスリッパとか突っかけ、最悪の場合は裸足で災害現場に放り出されると、大変なことになります。
ガラスの破片は言うに及ばず、いろいろな障害物などが待ち受けています。動けなければ、とても危険なことになるのは火を見るよりも明らかですよね。
非常用としては、ソール(底)がしっかりしていて、覆っている部分が多い ものがよいと思います。プラス、すっと履けるものがイイです。
(写真の靴は参考です)
普段、すっと履けるものはあまりよくないよと言っている横丁の靴やですが、こういう靴は別。緊急時用の靴はかぶりが深くても、すっと履ける靴!
用意をしておいた方がよい時が、近づいているようです。
皆さまも、備えの再点検を!
ここ一週間ほど、車のドアミラー、調子が悪かった。
助手席側のミラーが開閉しなくなっていて、少し不便だったのが、昨日とうとういかれてしまった。
急に、「ギーギー」「ジージー」とかバウンドすると「ギュワッ」なんて異音が出るようになった。運転には支障ないのだが、とにかくうるさい。
ディーラーに持ち込むと、「あっ、ミラー内のギアがいかれてますね」とのこと。
修理の見積もりをしてもらうと、「ちょっと高いですよ!」と脅されてしまった。
高いのなら、線(電線)を切ってもらってそのまま乗ればイイかなんて思ったら、見越したように「おさださん、線切っておくだけだと、コレ、モーターでロックしているので、高速走ると風圧で閉じてしまってアブナイですよ。。」と。
なーんだ!!
ヤッパリ直さないとまずいのかいな?!
で、いくら?
「2万6千円、です」
ヤッパリちょっと高いわ。一万円以内は無理にしても、二万円超えるとは。。
「全部交換なんです」とディーラーの担当者。
ギアだけ修理するのではなく、ミラーセットごとそっくり交換 な訳です。
この頃の工業製品は、大量の同型パーツを作っているためコストダウンされているが、いざ修理となると高く付くのです。
仕方ないので、今日水曜日定休を利用して、修理に出すことにしました。
ディーラーから出て、お店まで商品や備品を積んで運ぶ途中、ラジオで古い車の話をしていた。何でも、昭和46年頃のスカイライン2000GTを大事に乗っている方の話でした。
およそ35年前の車ですよね。
あの頃の、スカイライン2000GTと云えば、名車中の名車。
でも、それを35年もの間、大事にメンテしながら乗り続けられているなんて、スゴイ!
今発売されている車だと、そんなには保たないんだろうと思う。
心臓部はIC化されパーツごとブラックボックス化している。
その部品も何年間かで無くなってしまえば、そんなに永くは乗れないだろう。。
当店で扱っている靴の場合、35年は無理かも知れないが、10年くらいはへっちゃらで履けます。。
現に毎日くる修理(かかとやソール交換など)も年代物が多くなっています。
皆さま、結構きれいに履かれていますね。
当店でお買い求めになるまでは、「靴なんてワンシーズンでポイッ」なんて思われていたお客様も大事に履けば長持ちすることを実感されるようになります。
でも、永く保たせるのにはちょっとしたコツがあります。
それを伝授しますね。
1.毎日履かない
一日履いたら、必ず次の日は休ませる。欲を言えば3日は休ませて欲しい。
2.かかとは絶対に踏まない
靴のかかと部は「靴の命」です。ここには、かかと芯が入っていてかかとの骨(踵骨)部分を優しくしっかりホールドする。そのために気持ちよく履くことが出来ます。
3.ヒモなどの靴は、必ずほどいて開口部を開け、それから靴ベラを使って履く
また、脱ぐときもヒモをほどいて開口部を開けて、手でしっかり持って脱いでくださいね。
この三つをしっかり守って履いていただけば、良い靴は相当に長持ちします。
ぜひ、お試しあれ。。
この頃、「踵骨棘(しょうこつきょく)」という症状でご来店される方が多くなっています。
この踵骨棘は、足底腱膜炎などから引き続いて起こることが多いようです。
加齢や無理な歩行・運動などをしたために、筋膜などの結合組織が過剰に引っ張られ、かかとの骨(踵骨)先端部に棘(とげ)のような骨の出っ張りが出来るものです。
※詳しいことは、メルクマニュアルなどでお調べください。
これは、半年から3年ほどで自然に治癒すると言われているのですが、人によってはその間痛みが出て、治まらないこともあるようです。
そんな時に、どうするか?
フットベッド(インソール=中敷きですね)のかかと部分をくり貫いて、そこに柔らかいクッション剤を埋め込む加工をします。
①先ず、棘の位置を見て、インソールのトップ(表革)をはがして印をつけます。
②その部分を包丁のようなもでくり抜きます。
③そして、その部分を作業しやすいように研磨します。
④くり抜いたところに、X2などのような柔らかい素材を埋め込みます。
⑤その上にかかと部全体を柔らかく受け止める、別のクッション剤を敷きます。
⑥そして、裏面は革素材を張り、はがしたトップを貼り合わせて終了です。
これらの加工をすることで、痛みでお困りの方もかなり楽になります。
当店は靴屋であり、医療的な処置などを施すものではありませんが、お客様が快適な生活を送られるようにちょっとした工夫と対応をしています。
それらは、ラティラルエッジやミディラルエッジなど(足の重心などをコントロールします)の加工や、フットプリントを採ってパッド類などによりアーチの低下を防いだりすることでもあります。
但し、それらはお客様にとって必要がある場合で、あまり頻繁にはしていません。
当店で扱っている靴は、それだけで快適な靴生活が送れるようにしつらえてあるものがほとんどなのです。
多くの場合、これらの靴に、フィッティングチェックで差が出ているところを微調整して、お買い求めいただいています
(このチェックと微調整がおさだウイズ店のウリなのですが)。
あくまでも、シューフィッティングが主体です。
無理に調整をすることはしませんが、場合によってはあなたのお役に立てることがあります。
もし、靴でお困りの方は、一度ご相談くださるとうれしいです。