フットベッドとは
2024.01.12
よく巷で「インソール」とか「フットベッド」を入れると履き心地が変わるよと云うお話しをよく聴きます。
まさに、「フットベッド」 → 足の寝床って意味から言っても、フットウェアの中でも大事な要素を持っています。
でも、インソールだけ換えれば「履き心地がよくなるってことではないんです。
元々、快足楽歩カンパニー おさだウイズ店で扱っている靴類はドイツをはじめとした欧州製のコンフォートシューズ(健康靴)が中心です。
これらは、その用途や機能によって最適なフットベッドとそれを挿入するための内部深寸(エキストラデオウス)を考慮して、靴の設計と製作がなされています。
よく、インソールだけ換えれば履き心地が変わると云うレベルではないものが設えられているのです。
言い方は悪いですが、安価でそもそも履き心地云々も言えないスニーカーなどに、しっかりサポートするインソールを入れれば、ない状態よりははるかによくなります。
でも、腰の深さが足りなくなって脱げやすくなったりする場合も多くあります。エキストラデプスを考えていないのでしょうがないのですが。
当店で扱っているドイツ靴などは、先に述べましたようにそれぞれの機能によって、その製品にあったものが入れられているわけで、履き心地も違って当然なんですよ。
それと、フットベッドの靴の利点は
左右差がある場合の調整が出来ることです。
おみ足が小さい・細い場合にコルク素材などを使って、左右差の補整をします。
そんなこともあり、おさだウイズ店で扱っている靴類は、ほぼすべてフットベッドで取外しが出来るものをセレクトしています。
そんな訳で、巷に云われている「魔法のインソール」はないんですよ。
靴屋的には、それぞれのタイプと用途に合ったインソール(フットベッド)をお勧めしています。