「ちょっとズレてる」が生む大きな問題
2025.06.23
今朝、お店の開店準備中に、スマレジ(iPadで使うレジシステム)が反応しなくなりました。
画面は真っ暗、電源も入らない──軽くパニックです。

クレジットやQR決済は別系統なので大丈夫ですが、肝心のレジが動かないのは困りもの。
調べてみると、なんと充電がゼロ。
昨日は100%だったのに…。不思議に思ってスタンドを確認したら、原因は「ほんの少しのズレ」。

iPadを充電する端子が、わずかにスタンドからズレていて通電されていなかったのです。マグネット式の接点がしっかり噛み合っていなかったんですね。
たったそれだけで、一晩でバッテリー切れ。
でも、ふと思ったんです。
これって、人が身につける「ウェア」も同じだなって。
・メガネがちょっとズレてるだけで気持ち悪い
・入れ歯が少し合ってないと違和感だらけ
・靴がほんの少し大きいだけで、足が痛くなる
つまり、「合っている」ことって、思った以上に大事。
でも、世の中にはまだ「なんとなく履けてるからOK」な靴を選んでいる人も多い。
既製品の靴は、誰にでもある程度合うよう作られています。だから安くできる。
でも、「ぴったり」とは違います。
そこで、私たちシューフィッターの出番。
足の形や左右差を見極めて、ベストな一足を見つける。そして、必要があれば微調整を加える。
これが、「既製品なのにオーダー感覚」と喜んでいただける理由です。

おさだウイズ店では、そんな“ちょっとした違い”を当たり前に大切にしています。
その積み重ねが、「気持ちよく履ける」につながっているんですね。
iPadの件も、今はスタンドをやめて直接ケーブル接続に変更。
これで「ズレない安心」が戻ってきました。
小さなズレが大きな違和感になる
でも、ぴったり合えば、生活はとても心地よくなる。
そのことを、今朝のちょっとしたトラブルが改めて教えてくれました。