ちょっとした調整ですが
2019.12.01
大事なことです。
靴を履いたときに外果(外くるぶし)の下が痛くなることはありませんか?
人の足って内果(内くるぶし)より外果の方が低くて後方に在るのです。
それで、お客さまによっては外果端にあたることがあります。
それをほかっておくと、痛いだけではなく炎症を起こし、やっかいなことになります。
おさだウイズ店では、フィッティングの時にしっかりチェックし、あたりそうなときには微調整を施します。
例えば、パンプスの〇印の辺りがあたりそうなときは、
トップアラインの〇印の辺りが当たって痛くなることはありませんか?
中敷きを引き剥がし(これが結構くせもの、糊でべったりくっついて剥がせないものもあります)
しっかり貼ってある中敷きを剥がしていきます
そこに、外側を高く削ったコルク材などを入れて、パンプスのトップラインがお客さまの足の外果端にあたらないよう調整します。
コルクをグラインダーで削って中に敷きます
大したことではありませんが、それをしておかないと、あとでお客さまが痛い思いをされることになります。
靴屋はただ靴を売っているのではなく、お客さまが快適に歩行できるよういろんなところに目を配ることが大きな仕事なんですね。
快足楽歩カンパニー おさだウイズ店は
全員シューフィッターの資格保持者で、
店長の長田は全国でも数少ない(今のところ11名)マスターシューフィッターのひとりなんです。
また、やまだは上級(バチェラー)シューフィッターですし、一番経験の少ない青木も今月「子供靴専門シューフィッター」の資格取得に向けて上京します。
そのようなことはあまり出してきませんでしたが、
お客さまから、そういう情報をもっと発信してくださいとのお声をいただきました。
自分たちでは当然のことと思っていること、調整など含めて日々行っていることもお伝えしなくてはいけないなと気付かされました。
これから時々、そのようなことも発信していくようにしますね。
また、なにかご要望などがございましたら、お教えくださいね。