あなたの足に合う快適な靴選びのための基礎作業
2017.05.08
快足楽歩カンパニーおさだウイズ店で日々行っていることですが、お越しいただいたお客さまのおみ足に沿って、快適に履いていただける靴選びの準備段階にして、大事なこと。
それは、「足の触診と計測」です。
先ずは、履かれる方のおみ足の詳細を知らなければ話になりません。
お越しいただいたお客さまから、足だけでなく生活のこと、お仕事のこと、あれば罹っている病気のことなど、いろんなことをお訊きします。
その後、実際におみ足を拝見させていただき、しっかり触らせてただいて観ます。
お客さまの足を触りながら、各部を観させていただきます
骨格、肉付き、変形、胼胝のありなし、などなど。
それが終わったら、足長を計ります。
専用の計測器で丁寧かつ迅速に計測します
均等荷重で立っていただき、荷重のかかった状態でしっかり丁寧に計測します。
その次に、ボール・ガースやインステップ・ガースな、足の周径を計っていきます。
足各部の周径を計っていきます
簡単に計っているようですが、締め具合やメジャーの通るポイントなどで数値は大きく変わってしまいます。
集中力と経験がいるところでもあります。
この他に、踵骨(かかと)巾や甲の高さなども計測することもあります。
場合によっては、ピドスコープなどで足裏の状態、足底圧のかかり具合も観ます。
これは、靴選びをしたあとの微調整につながります。
それらから導き出される情報を総合して、この足なら、このご用途ならコレと云う靴をいく種類かを選んでお客さまの元へ持ってきます。
そこから適合性やお客さまの反応などを見ながら、ご相談に移っていきます。
結構、靴選びって簡単そうで難しい作業なんですよ。
4月に入った南沢が計測しているところを撮ってみましたが、大分カタチになってきました。
これからも、日々修行が続きます。
青木も南沢も「修行中」です。もちろん、横丁の靴やもやまだも一緒ですが。。。
どうぞ、あなたのおみ足観させてください。