情緒的体験ってプライスレス
2024.06.18
先週出かけた宮崎でのお話
神話の国 高千穂を巡る旅の中でのこと
「あまてらす鉄道」に乗りました
あまてらす鉄道とは、JR高千穂線の廃線をうけて、2008年3月に創立した第三セクターの鉄道です
当初はかなり苦労していたのが、やっとこの頃人気の観光スポットになってきたのです
往復5キロメートル、約30分の小さな旅
乗るのは30人乗りのトロッコ列車ですが、いやぁ愉しい時間でした
出発前から運転士さんと写真を撮ったり、駅舎の中の売店で珍しいものを探したり
2500ccのエンジンを搭載した「グランド・スーパーカート」で出発です
途中のトンネルではイルミネーションの演出があり、終点の高千穂鉄橋(現在でも鉄道橋としては日本一の高さ(105メートル))ではシャボン玉を飛ばしたりしながら運転士さんのガイドを聴きます
一緒に行った連れの言葉を借りれば「子供だまし(と言いながらメッチャほめ言葉ですが)」のような演出ですが、その景観の中に身を置けば珠玉の光景に見えてきます
まさに、これこそプライスレスな「情緒的体験」
当初はなにもないスタートから、ここまでお客さんを感動させられるようになったことが、おさぴーにとっての学びであり、まさに価値ある体験なんですね
まあ、人によっては往復5㎞ 30分で2,000円の運賃
運賃だけで考えてしまえば、高い!と言う人もいるかも
でも、ここに乗りに来る人たちにとってはまったく違う感動の対価としては妥当って思っておられると思います
まさにこれも価値観の問題
快足楽歩カンパニーおさだウイズ店も、「ああ、やっぱり来てよかった」と言っていただけるものをご提供し続けていきたいですね
この頃、あちこちに出かけているおさぴー
単なる物見遊山ではなく、そんな「情緒的価値」の集積に邁進しているんだって思っていただけるとうれしいですね