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ちょっと勿体ないって思います

2018.06.03

ここ数日、「晴れたらサンダル、雨ならCRISPI」フェアのためもあってか、毎日多くのお客さまにお起こしただいています。

 

まことにありがたいことです。

 

 

そんな中、いろんな修理靴も持ち込まれています。

 

おおむね大事に履かれてソールなどの減ったところの修理が多いのですが、時にはちょっとびっくりするものも持ち込まれます。

これは先日お預かりして修理が完了したものですが、靴の命とも云うべき大事なカカト部分を踏んでしまっています。

 

 

ダメ靴01

オールソール修理にてきれいにはなったのですが、、、

 

ダメ靴02

靴の命とも云うべき「踵」部分を踏んでしまっています。もう、元に戻りません。

 

これではせっかくの履き心地もかなり落ちてしまいます。

 

 

また、こんな靴も。あれぇ~です(T_T)

 

 

ダメ靴03

4年間毎日履かれていたそうです。ありがたいことではあるのですが、、、、

 

ダメ靴04

腰裏部分がボロボロ。紐を解かずにそのまま履いておられたのでしょう

 

お買い求めいただいてから丸4年、毎日これしか履かれてこなかったそうです。

 

ソールも減っていますが、それよりヒモを締めっぱなしに履いておられたようで、腰裏がボロボロ。インソールも真っ黒でへたってしまって、最初の頃の「履き心地」はもうないと思います。

 

新しくお買い換えをご提案したのですが、ソールの減りだけ修理して、また履かれるとのこと。

まあ、お客さまのご自由ですから云うべきことではないですが、これでは修理しても履き心地がた落ちであまり意味がないように思われます。せめて、腰裏革の補修やインソール交換をされると、かなり履き心地が変わるかと思うのですが。。。

 

 

おさだウイズ店で扱っている靴、一見高いように思えますが、なん足かでローテンションして大事に履いていただければ、軽く10年以上は保ちます。

 

一足を仇のように履くのはかえって勿体ない履き方だって思うのですが、なかなか伝わりません。

 

残念です。

 

お車だと二年に一度(最初は3年ですが)車検とともに部品交換も含めてのメンテナンスをしますよね。

 

それなのに、靴だと履きっぱなしで何のメンテナンスもなしってことは悲しすぎます。

ホント、超勿体ないことです。

お忙しいとか費用がかかるってこともありますが、もう少し愛情をかけて大事にしていただけるとうれしいのです。

差し出がましいようなのですが、やむにやまれず載せてしまいました。

 

 

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