脱 昭和ではないですが
先日店の電話が鳴りました 出てみると
「お宅の店ってどこにあるの?」との男性の声でした
住所と目印をお伝えしてからお聞きしました
「どのようなご用件でしょうか?」と
すると
「新しい靴が欲しくなって電話帳で見たらお宅の番号があったから」
それに対して
「ありがとうございます
当店、お手数お掛けしますが、初めての方はご予約をいただいてからご対応させていただいています」とお伝えしたところ
「え~、靴を買うのに予約がいるの?!」とのご返事
「ええ、そうなんですよ
初めてのお客さまはご相談や計測から始めて、フィッティングや微調整まで入れるとかなりのお時間がかかります
そのため、他のお客さまとバッティングしないようにご予約で時間調整しているんですよ」
と申し上げたところ、またまた
「靴買うのに予約がいるなんて意味わからない」と
ちょっと危うさを感じたおさぴー
「ついでに申しますと、初回はご相談料がかかります
お値段もそれなりにいたします ご不安でしたら、一度おさだウイズ店のホームページをご覧になってご検討いただけたらと思います」とお伝えしました
そうすると
「靴買うのにそんな面倒なこと、意味わからない」って言われて電話を切られました
恐らく、その方はどこでもよいから靴屋さんの店頭に行って履けそうなものを買っている
まあ、それでよければその人なりには問題はないわけで、、、
快足楽歩カンパニーおさだウイズ店の考えている商いは
お客さまが快適になり、人生も愉しくなる
そんなフットウェアをご提案して、その方に最適なものを探し出してご提供する
もちろん、そのための手間ひまは惜しまず、出来る限りのことをする
格好よく言えば「靴のコンシェルジェ」または「御用聞き」をめざしています
そのためには、準備もいるしお客さまとのお話し合いの時間もとても大事になってきます
ホテルや美味しいお食事のお店などは「予約」が当たり前ですし、
眼鏡屋さんでも行ってすぐに自分に合った眼鏡を持ち帰えられないですよね
メーカーにレンズを注文したり、それをきちんと入れてフィッティングする
それを成すためにも時間はかかる訳ですから
世の中、おさぴーなどが当たり前と思っていることも、ある方たちには「わからない・意味不明」ってなってしまう
世の中、かなり温度差が出てきているように思いました
昭和が悪いわけではありませんが、古い習慣や考え方、仕組から解き放たれるともっと違った世界を味わえるのかも知れませんよ
おさだウイズ店はそんな意味からも「脱 昭和」って大事だなと思っている今日この頃です