驚き桃の木山椒の木
2023.03.30
昨日、食料品で入り用なものがあり近くの大型スーパーへ出かけました。
お目当てのものをゲットして駐車場に帰る途中に靴売場がありました。
おさぴーは、あまり同業他店さまの商品は見ないのですが、その時はふとどのようなものを扱っておられるのか興味が湧き、じっくりと巡回してみました。
売場には販売員さんはいなくて、全くのセルフサービスです。
商品を見ているとほとんどがスニーカー。
いろんなブランドのスニーカーが山のように売られています。
その中で気になったのは、「ワイド」の表示。
ほとんどのものが「4E」で、「きつくなくてゆったりしています」のPOPとともに、大きいのが正義だみたいな売場になっています。
そして、中には「6E」などの表示も。
おさだウイズ店で数十年、お客さまのお相手をしていますが、「4E」のお客さまって少ないのです。
まして、「6E」って云ったら年にお一人お見えになるかどうか。
ちょっとビックリしてしまいました。
今のお客さまの足って、そんな太い方は多くないと思います。
「E」から「2E」が一般的で、逆に言えば「C」とか「D」ウイズの細い方の方が比率として多く、そのあたりのよい商品を探しているのです。
おそらく、スニーカーなら履きやすいしなんでもいいと思っておられる方が多いのかなって考えながら、その場を去りました。
なんかねぇ、もったいないですね。
ゆるすぎれば、靴の中で足が動いてしまい疲れるし、足にもよくないのです。
せっかくお金を使うのなら、きちんとその方の足にフィットする靴を求められた方がよいと思うのですが、そういったセルフの売場で自分だけの感覚で選び続けておられる方々が目を覚まされるとよいのになって思いました。
※ Eとか2E、4E、6Eと云う数字はJIS規格で定められている靴型の「ボール部」の足囲や巾とレングス(足長)の相関表です。