これからの「商い」ってどんなカタチになっていくのでしょうか?
常に現状を否定破壊するような「問い」が必要なのかも
今日の日経新聞コラム「春秋」に百貨店のことが載っていました。
24年前に西武百貨店会長(堤清二さんのことだろうか?)が社内報に、「海外有名ブランドの偏重、若い消費者へのおもねり。お粗末極まるサービス。こうした間違いが今の業績不振を招いた」と書かれていたそうです。
その中で、「百貨店は構造不況業種になりつつある」とも指摘されているのですが、すごいですね。
確かに、一部のデパートには自主マーチャンダイジングで強みを発揮しているところもありますが、概ね既存のデパートは「場所貸し業」みたいになっています。
もっとも消費を楽しむ「中流層」と共に発展成長してきた百貨店ですが、昨今の社会構造の変化の中で、そもそも「消費ってなに?」みたいな部分もありますし、自分が欲しいモノに関しては、それらについて詳しい人やまわりの人々に問うことも多くなってきています。
そもそも、ワンストップショッピングって「死語」になってきているのではと思います。
先日発刊された「ウソはバレる(原題:ABSOLUTE VALUE)」でも、ネット社会の中でレビューサイトがこれまでのブランドマーケティングを撃破している(そこまでは言い過ぎかも知れませんが)とまで云っています。
これからの「商い」って、どんなカタチに仕様になっていくのだろうかと思うと、不安半分ワクワク半分というのが、正直今の気持ちです。
ブータンの民家の中でほんの少し考えてみたことがあります
どうしたらとか、このままではマズイのではと云う、現状破壊的な問いを重ねてみないとやっていけない時代になってきているのですね。
ただ、快足楽歩カンパニーおさだウイズ店の場合で云えば、日々お越しいただくお客さまの声に耳を傾け、おみ足を計測して快適な日常をすごして頂くためのフットウェアをご提案していくことが一番の要であることは間違いないと思ってはいるのですが。
何をどう問うて、前へ進んでいけばよいのだろうか。
日々考えることの多いこの頃です。