人の行動を左右するものって何だろう
大型連休の前半が終わり、風薫る5月に突入のよき日、いかがお過ごしですか。
快足楽歩カンパニー おさだウイズ店は、火曜・水曜は定休日でお休みですが、明後日の憲法記念日からの4連休も通常通りの営業をしています。
足や靴でご相談したいって方は、ぜひお越しくださいね。
ところで、横丁の靴やおさぴーがこの頃読んで、いたく感じた本に「その幸運は偶然ではないんです! (J.D.クランボルツ 著)」があります。
「その幸運は偶然ではないんです!」
行動心理学の観点からキャリアに関する考察を書いた本なんですが、この頃言われている「エゴレスクリエーション(無我の創造)」と符合するものでした。お友達の共和堂新聞店の米澤さん(米ちゃん)から教えてもらったものです。
詳しいことは書きませんが、なかなかに考えさせられる本です。
この中で、行動が何にどのように影響されるのかが書かれています。複雑系、フィードバックループ、因果などのキーフレーズがしっくりきます。
この頃、なぜ行動できる人と変われない人がいるんだろうかって思っているのですが、その不思議に対するヒントをいただいたような気がします。
まあ、本のことはさておいて、
”お客さまが買われる OR 買われない” と云う現象にも面白いものがあります。
先月のある日お越しいただいたお客さまの中に、メッチャおみ足の小さな方がいました。
入ってこられたときにチラッと見て、ブッカブカのスニーカーを履いておられるなぁって思っていました。
なかなか靴が合わないとのことで計測してみると21.0㎝のサイズ(実質)なんですが、履いておられたのは22.5㎝の靴でした。
合わないですよね、それは。
スニーカーではなくしっかりした靴をと云うご要望で、こんな靴を持ってきました。
サイズ2-Cの靴、小さいです
履いてみるとピッタリ、いや横丁の靴や的に言えばもう少し調整した方がいいよねって感じかな。
また、スニーカーも大きすぎるものを履かれているので、お勧めのものを持ってきて履いていただいたところ、ジャストフィット!びっくりされています。
「えっ、こんなにピッタリ合う靴、あるんですね?!」と感激されています。
で も、そのまま帰られました。
買われないのは全然構わないのですが、なんかもったいないなぁって。。。
もちろん、カラーやデザイン、価格も大きなファクターではありますが、、、、
なかなかないサイズでぴったりなら、、、、、、、
そしてまったく合っていないサイズの靴しか持っていなければ、、、、、
わざわざ行動を起こされて、お越しいただき気持ちよさを感じていただいたのなら、、、、、
横丁の靴やが他の商品、例えばジャケットやシャツだったら即買いかなと。
横丁の靴やおさぴーは変な体型(変態ではないですよ(^_^;))なので、なかなかピッタリしっくりくるものがなくって、見つけたときにはほぼ買っています。
「買う・買わない」の判断は個人個人でみんな違うので、とやかく言うことではないのですが、気になるんですね。
自分の商売の話じゃなくって、やはり ピッタリ合ったウェアをまとうのって気持ちがよい と思うのですが、難しいなぁって。そんな感じ方をしたのです。
快足楽歩カンパニー おさだウイズ店では、レディースでサイズ 2~7.5まで置いていますが、それでも両端のサイズは種類も足数も少ないのが現実です。
サイズ2と7.5の靴 (ヨーロッパのサイズです)
普通、そのあたりのサイズ(21.0㎝とか26.5㎝)は、効率の観点から置いていないお店が圧倒的に多いと思います。だから、あちこち探してもないのです。
押し売りをする気はさらさらありませんが、そう云うことを知っておかれることも今後のお買い物につながるのではないかと思い、書いてみました。
決して、批判しているとか揶揄しているとかではなくって、よいお買い物をして快適な日々を送っていただけるといいなぁって思っているのです。
結構、なくなってしまって(売れてしまって)から、「この前のあの靴ください」というお声が多いのです。
でも、考えようによっては”エゴフルな小さな親切、大きなお世話”かも知れませんね。
いろんな考えの方がお見えになります。もし、なにかお気に障るような物言いがあったとしたら、ごめんなさい。
先に謝っておきます(^_^;)