未来のためのお引っ越しの意味
世界のなかでも時価総額の高い企業として、マイクロソフトやApple、エヌビディアが有名ですね
これらの会社に共通していること それは「ファブレス」企業(工場を持たないで製造は外部委託)
分業に徹し、設計やソフトウェアなど“独自で強固なリソース”で、自社の強みを活かしているところです
日本の場合、自社で設計から生産までとか、すべてを自前で仕立て上げようとして、隘路に陥ったり効率が悪く世界的な競争に負けたりなどしています
家電製品などでも、日本の場合「オーバースペック」的なところが多く、それで「グローバル・スタンダード」になれなかったりしています
業種によって、どちらがいい悪いは言えませんが、少なくとも世界での流れは違っていますね
おさだウイズ店はどこを目指していくのか
私たちの靴の世界も、大きく様変わりしてきています
欧州のシューズメーカーさんの企画・試作・生産・物流もこれまでとは違う動きになってきています
もう、欲しいものがいつでもある、 、 、 と云うことは夢のまた夢 みたいな感じになっています
例えば、当店でも主力商品となっているドイツのフットウェアにしても、輸入元さま各社の扱う商品はかなり絞られていて例年と同じようなパターンが増えたりしています
そこで、おさだウイズ店では輸入元さまの扱う商品ばかりではなく、独自の切り口のものを探しています
お客さま個人個人それぞれに沿うようにマッチングを考えています
そうすることによって、「私が欲しい!」商品にめぐり逢える機会が増えます
その他にも、新しい取扱品を先がけてお知らせしたりするイベントも多くしてきています
また、お子さま靴なども日本に入ってくる絶対数も少なくタイミングによっては半年待ちなどという状況にもなっているので、あらかじめ先を観て「次のサイズ」をご予約購入されるお客さまも増えています
そもそも、当店では靴はつくれないし、海外からの輸入品も混沌とした状態
それなら、当店が皆さまとのつなぎ役として、その方にマッチして快適にお履きいただける靴をお探ししてお取り寄せする
コンシェルジュ的役割に特化する
その方が、お互いに仕合わせになれるのではないか?
お客さまと一緒に靴を探していく「愉しみ」を味わっていただく機会を増やしていきたい
そんなことをず~っと考えてきました
今回の新店舗移転でそれを実現させたいのです
言ってみれば「コンパクトだけれど、高性能」のお店にしたいとおもっています
今後は、お越しいただきご相談をして、お客さまの「欲しい!」をかなえるアイテムをお取り寄せする
そのための基地としての新店舗を創っていきたいと思っています
※ サムネイルの飛行機の写真は、今年の2月にエジプトで撮ったものです