根っこにあるのは、「どうしていくのか」を徹底的に考えること
2019.04.10
先日「一見さんお断りの勝ち残り経営」と云う本に出会いました。
花街に出入りされている公認会計士の方が書かれた本です
京都花街に伝わる「一見さんお断り」というルール。
詳しく知らなければ、ちょっとネガティブで嫌な感じもするものです。
でも、知っていくと、今では世界から注目されている花街、舞妓・芸妓ですが、それが350年の長きにわたって存続している仕組みや「考え方」に驚かされます。
とても根源的で長いスパンを見据えた「仕組み」であることが理解できます。
はっきりした目的・目標を決めてぶれないことなど、この大変化の時代だけに考えさせられる智恵を垣間見ることが出来ます。
どんな「商い」をしたいのかを決める(覚悟する)ことが大事ですね
大きくならなくても、お客さまに気持ちよく満足していただけることを目指す小商いでいいと思っている横丁の靴やにはとても共感できるものがありました。
商業界創設者の倉本長治さんの言葉と思われます
いつの時代になっても、商いの根幹と云うか人間の営みに関するものには脈々と続く大切なものがあるのですね。
公認会計士の方が書かれているのですが、やはり視点をどう持つかと云う所もとっても勉強になりました。
世の中って、面白いですね。
さあ、がんばろう。。。