おさだウイズ店の商っているものは
快足楽歩カンパニーおさだウイズ店では、お客さまが靴をお求めの時、ちょっとっした微調整を施しています。
それは、人の足って、ほぼほぼ同じではないからです。
100人の内、左右の足の数字が一緒と云う方は2~3人くらいでしょうか。
ほとんどの方が、長さ(レングス)や甲周り寸法(ガース)、足幅(ウィズス)の数字が異なっています。
そのため、そのお客さまのおみ足に合わせてほんの少しの微調整をしているのです。
その微調整には、当店ではコルク材を使います。
左右差に合わせて、いろんな形状に切ったコルクをグラインダーで漉いて入れたりします。
あと、人によってはどこかの部分が出ていたりして、そこだけ当たることもあります。
そこも細かなポイントストレッチ(部分的な伸ばし)をして、解消するようにしています。
もちろん、これらの補整で代金はいただいていません。
それは、おさだウイズ店では「靴」と云うモノを売っているのではなくて「履き心地」を商っているからです。
当店にお越しのお客さまには先ずお見えになりませんが、ネットなどで見られた「最安値」と比べてどうこう謂われる方もおいでになるのかも知れません。
考えてみればすぐ解るとおり、右から左へ「モノを流す」だけとは、履き心地に大きな違いが出てくるのは当然ですよね。
また、おさだウイズ店にはマスターシューフィッター、上級シューフィッター、それに義肢装具士もいます。
いろんな角度から見て、お客さまの 「歩く悦び」 のためにがんばっているのですが、この頃、単に服飾雑貨として靴を扱われそれを由としている場面を結構見受けます。
これって、どうなんだろうなって、とても大きな疑問を持ちます。
「靴ってそんなもの」と思われて買っておられる方は、およそ人口の半分くらいかなと推測していますが、何か残念だなぁって思います。
この頃、特に新しくお越しになられる方が多いのですが、異口同音に「えっ、痛くない」とか「足って、こんなに快適になっていいんですか」などと言われるのをお聞きします。
靴が痛かったら、「くつう(苦痛)」じゃないですか!
ホント違和感を感じることが多いのですが、どうも世の中そんなこと多いようです。
先日お越しいただいたお客さま。お気に入りの靴たちにどれにしようかなって、愉しく迷われていました。
こんな時って、とてもうれしくなりますね(*^_^*)
当店から見れば当たり前のことでも、やはり 「お伝えしないとご理解いただけないのではないでしょうか」 、と云うスタッフからの声もあり、こうして載せてみました。
おさだウイズ店の商っているのは、単なる「靴」ではなく、お求めになられた方の「笑顔」なんです。