再び、花森安治さん
2017.07.22
今回、商いと人生の合宿に出かけた折、高岡にて「花森安治の仕事展」へ行くことが出来ました。
実は、おさぴー今年の5月に碧南市にある藤井達吉現代美術館にて観覧しているのですが、その時に再度出逢いたいなぁって熱望していたのですが、それが実現したのです。
たまたま、富山へ行く前に高岡で途中下車したときに、展覧会のポスターを見つけたのです。
その日は時間がなくあきらめたのですが、最終日に帰る前時間があり立ち寄ることができました。
何かの巡り合わせでしょうか。とっても仕合わせ!
花森安治さんの展覧会、高岡市美術館で7月末日までです。
再び、花森安治さんのされてきた「お仕事の流儀」や「信念」「やり続ける覚悟」などに触れられることが出来ました。
おさぴー、二回目だけにじっくりと先回感じ取れていなかったところまで目がいきました。
いやぁ、すごい!んです。
お仕事に対する取り組み方や真剣さや考える総量。
特に、横丁の靴やが感じたのは、「伝える」と云うことへの飽くなき挑戦のようなもの。
まったく知らない方々に、新しいことを腑に落ちるようにお伝えする、その執念とアイディア。
すごいです。
トースターをテストするために、食パンを43,088枚も実際に焼いてみたり、石油ストーブ火災を防ぐために実際に部屋をつくって火災を起こしてみたり。
度肝を抜かれるような「やり方=仕事術」です。
読まれる方の目線に立って、ビジュアルとデータと感性をしっかりお届けする「暮しの手帖」の仕事術の原点を垣間見させていただきました。
それからすると、私どものしていることは、本当にまだまだです。
「靴難民救済」なんて謳っている割には、ちっとも出来ていません。
データとビジュアルを以て、きちんとお客さま方に、 ”履きよい靴って、気持ちよいフィッティングってこうなんだよ!” とお伝えしなければって、頭を殴られたような感じで戻ってきたのです。
まだまだやること、いっぱいです!
いやぁ、大事なことに気づけてホントよかった。うれしいです。
おさぴー、がんばります!!