かかとは靴の命なんです
2017.08.06
修理品として持ち込まれるもののなかに、「かかと腰裏の補修」があります。
靴べらを使わないで脱ぎ履きをしたり、ヒモを締めたまま脱いだりを繰り返したりしていると、かかと部の腰裏が破損していきます。
よく持ち込まれる、かかと腰裏部分の修理
写真のようにトップラインの部分がほつれたり、めくれたりしてきます。
これはまだ良い方で、ひどいと大きな穴が開いたり、潰れてしまって修理不能のものもかなりあります。
靴のかかと部分って、「靴の心臓部」なんです。
かかとのカーブや硬さによって、足をしっかりホールドしてくれているのです
かかと部分にはカウンターと云う芯になるものが入っていて、足のかかと部をしっかり、そして、やさしくホールドしてくれています。
これを踏んで履いてしまって潰したりするのはもっての外なのですが、先ほど挙げましたような履き方をしていると、ダメになってしまい、「履き心地」は格段に落ちてしまうのです。
こんな格好いい「かかと」部分も踏んだりしてしまっては終わってしまいます
ですから、お買い求めいただくときに、おさだウイズ店ではうるさいくらいに申しあげているのですが、なかなかこのような修理があとを絶ちません。
こんな可愛い手ベラなら普段持ちできますよね(*^_^*)
ぜひ、靴べらを使って落ち着いて靴の脱ぎ履きをしていただけると、うれしいおさぴーなんです。
実際の履き方について、詳しく説明したページがございますので、ご覧になってみてください。
https://osada-with.co.jp/faq-howto-shoefitting-hakikata/
このようなお洒落で使いやすい手ベラも人気です
あなたのおみ足を護って、スタイリッシュに魅せてくれる愛しい靴たちに、ほんのちょっとの愛情を注いであげてくださいね。