昨日感じた小さなこと
昨日、名古屋へ出かけたときに大型書店さんに寄りました。
ちょっと気になっていた本が何冊かあったので、それを求めにいきました。
書評では良いなあと思っていたのですが、さして欲しいというものではありませんでした。
数十分いて、いろいろチェックしたのですが、結局この日は一冊も購入しませんでした。
また、階下のデパートも見て回ったのですが、「欲しい!」というものには出会えませんでした。
まあ、こんな日もあるよねと思ったのですが、ふと3日前のことを思い出しました。
その日、おさだウイズ店、初笑い(初売りではなく)の日でした。
その日、お越しいただいたお客さま。
豊田市の方なんですが、ご主人さまのお誕生日プレゼントをお求めにお越しいただきました。
どのようなものをお探しか、奥さまのことはよく存じていても、ご主人さまのことはあまりよく知らないのでお聴きしました。
そうしたところ、私がお奨めした小物と、やまだがお奨めのボディーバッグの二つをお求めいただきました。
お訊きしますと、前日に名古屋のデパートさんでさんざん探してピンとくるものがなかった、とのことでした。
それが、一度に二つも瞬時にお気に入っていただきました。
これなんです。
横丁の靴やが今日感じたことと一緒か、もしくは近い感覚なのではと云うことです。
商品量や種類から云ったら圧倒的に上をいくデパートではなく、地方のそれもちょっと不便なところにある小店にお越しになり決められたのか??
それは、そのお客さまにとって「これイイわね(*^_^*)」と思っていただけた訳ですが、そんなにたくさんの商品がある訳でもないのに、なぜ?なのかなと。。
それは、たまたまではあるかも知れませんが、当店の編集によってセレクトされた商品がそのお客さまの感性に合ったということかもしれません。
たくさんの商品の中から選び出すことって大変!ってことではないでしょうか?
また、お客さまのお話をしっかりお聴きし、その方の身になってご主人さまの悦ばれる笑顔を思い浮かべてこれならどうでしょうかとご提案したことでしょうか。
何にしろ、そのお客さまは、とっても悦ばれて安心した笑顔でお帰りなられました。
そのことと、今日の自分の体験を考え合わせてみると「モノ」ではないんだよなぁ。
その方の身になってどれだけ寄り添えるのかが、ボーッとしたものではありますが、鍵になるのかななんて思ったのです。
小さなお店でも、お客さまの笑顔を考えて日々進んでいけば、おひねりが飛んでくるって思いを強くしました。
さあ、日々目の前のお客さまに悦ばれることを目指して顔晴っていきたいと思います。
今日7日は、横丁の靴や勉強のために出張しています。
やまだが顔晴ってくれますが、夜はまことに勝手ながら夜7時にて閉店させていただきます。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。