「未在」と云う道標
2016.01.26
昨夜、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で、京都の日本料理店が取り上げられていました。
なんでも予約が半年待ちという人気のお店でした。
入り口の青竹は、結界を表しているそうです。京都、未在。
写真は、ネット上より頂戴しました
その中で、横丁の靴やがピーンときた部分がありました。
店主兼料理長さんの考え方。
「未在」という言葉が出てきました。
店名にもなっている、この言葉。
「未だ到達地点に在らざる」という意味かと思うのですが、素晴らしいですね。
ミシュランの三つ星を数年続けて受けていて、その実力は折り紙付きと云われている名店だそうです。
その店主、石原仁司さんの言葉が素晴らしかった!です。
いくつもの心に残るお話をされていましたが、その中でも
・目の前のお客さまに全精力を尽くす
・見えないところこそ手を抜かない
そして
・未だ道半ば、修行にこれで終わりはない
もう、鳥肌が立ちましたね。
同じ接客業をしている横丁の靴やにとっても、考え方は一緒なのですが、あそこまで極められて、なおそれらの言葉が素直に出てくる石原さん。
凄いし、格好いいです。
一度はお伺いして、その考え方の根本に触れてみたいと思いました。
なにかとても熱いエネルギーをいただいた45分でした。