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「靴」って、とても大事なウェアなんですよ

2016.04.10

靴って、とても大事で繊細なウェア(footwear)なんですよ

 

人が身につけるものに、「ウェア」 というものがあります。

一番最たるもので言えば、着るもの。洋服とか下着とかですね。

これらもパターンや縫製が悪ければ、着心地は悪くなってしまうのでしょうが、それ以上に 「心地」がシビアに求められる ものがあります。

それは、アイウェアと云われる眼鏡とか、フットウェアと云われる「靴」 だと思うのです。

 

これらは、造りももちろん大事ですが、それ以上に「「フィッティング」「適合性」が要求されます。

横丁の靴やかけているのでよく分かりますが、眼鏡などはしっかりその方の目の状態を補正するものでなければ、違和感が拡がって、知らないうちに「疲れ」につながり、最悪の場合は身体全体をおかしくする場合もあります。

同じように、 もそうです。

同じように見える(人もいるようですが、みな違います)靴でも、履かれるお客さまの足の形状や寸法は云うに及ばず、履かれる目的や履いている時間(T・P・Oですね)によって選び出すものは変わってくるのですね。

 

横丁の靴や、先日名古屋に新しくオープンしたお店でジャケットやパンツを買い求めました。この春夏のと云うより、着る機会が分かっていて、それに合わせるものです。

 

myshoesこんな靴に合わせようと思って(*^_^*)

 

雰囲気も大事ですし、素材や縫製、カラー、デザインもお気に入るかどうかは重要ですが、これでも「着心地」が悪かったら、何にもなりません。

幸いに一緒に付き合ってくださった、センスの良い方のアドバイスやセレクトする「目」、経験に助けられ、すてきなものにめぐり逢えました。

でも、パンツで云えば「「裾丈」、ジャケット云えば「袖丈」がぴったりこないのは当たり前のことですね。

他はピッタリしっくり合っていても、そこは「体型」が違うので補修は当たり前に要ります。

ジャケットの袖丈は、カフス(ボタン)の位置や形状で袖口では詰められないので、肩口で補整が必要で、そのメーカーの工場送りとなりました。

もうすぐ出来上がってくるので、とても愉しみなのですが、お洋服でもそんな感じで「着心地」にこだわると、いろんな手間や出費がかかります。

 

靴の場合は、合っていないと靴擦れは云うに及ばず、歩いていて足が痛くなったり、メッチャ疲れたりすることに直結します。最悪の場合は、「病気」にまでつながってしまいます。

ですから、足の計測や靴型の選択、そしてフィッティングが、とても重要 になってくるのです。

先日、試し履きもそこそこに、「サイズ表示」の確認だけで靴を買われる場面に遭遇して、大きな違和感を覚えたのもそこなんですね。

お買い求めになる方のご自由ですし、横からチャチャを入れることではないのですが、「(フット)ウェア」という観点からすると、やはりどこか不可解な感じを拭いきれないのですね。

 

快足楽歩カンパニーおさだウイズ店でも、時々(本当にこの頃はまれですが)ミスマッチに遭遇することがあります。

そんな時には、出来るだけ後になって良かった!!って言っていただけるフットウェアをお奨めするようにしているのですが、先ほども書きましたように、「T・P・O」が大事な場合もあります。

なるべく、その方の意に沿いながら足に負担の少ないものをお勧めしていますが、横丁の靴やの不徳のいたすところもあれば、物理的に無理な場合(小さな店舗です。思うだけの在庫をもてません。でも、見られたお客さまは「すごい在庫量ですね」って言われますが)もあります。

そのなかで、ベストは無理にしても、よりベターなフットウェアをお勧めしたい、と云うこころで日々の商いをしています。

 

もっともっと、お客さまとわかり合えれば仕合わせだよね~って思っている、横丁のひとり言でした。

このところ、なにか引っかかっていた、と云うか気になっていたことを書いてみました。

長文お読みいただき、ありがとうございました。

 

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