砂漠に水をまくようなものなのかな、って思うときがあります
2016.07.02
世間では、靴選びを間違って理解されている方が多いようです
先日、やまだ、青木といろいろなことを話していたのですが、その中でキーになった話。
快足楽歩カンパニーおさだウイズ店では、「靴難民」の方の救済 なんて大げさなことを口にしているのですが、でも、世間一般の方々は ”ご自分が靴難民なんて思っていない” ということに気付かされたのです。
どこか足のトラブルがあったり痛かったりすれば、何とかそこから脱しようと思って、いろいろ調べたりまわりの方に訊いたりするのだろうけれど、その自覚がなければ、”こんなもの”って思って履き続けられるのだろう、って思ったのです。
そんな話をしていたら、ちょうど新しいお客さまがお見えになりました。
お話を伺いながら履いてこられた靴を見ると、まったく合っていません。
まあ、それだから当店にお越しいただいたのでしょうが。。。。
つま先はギロチン状態で、それでいてかかとはスポスポ。よく見受けられる光景です(T_T)
でも、お客さまはそういうものだと思われていて、こちらがお勧めした靴を履かれて、「つま先に余裕がある。なにか変な感じ」と口にされます。
そうなんです。
靴屋の常識「つま先には必ず余裕寸が必要」が、普通の方には奇異に映るようなんです。
何度も店内を歩かれて納得されると、笑顔になられるのですね。
つま先は痛くないし、かかともしっくり合っている。
しっくりピッタリ合っている靴を履かれると、自然に笑顔になられます
靴選びの基本中の基本なんですが、なかなかに知られていないのではと思い、こうして記事にアップした訳です。
お求めになった靴に履き替えられて笑顔でお帰りなった方にとっては、新しいバースデー
これで、これから靴選びで間違えることは少なくなると思うのです。
日々、このようなお客さまが多いのですが、でも、毎日こうしてお伝えしていれば、もっと笑顔になってくださる方々も増えると思って、今日も靴選びのお手伝いに精を出します。
がんばりま~す(*^_^*)