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Finn comfort 工場訪問その2

2016.02.15

ヴァルディ社(Finn comfortの生産工場)見学の続きです。

デザインルームを出た後は、革材料のストックルームへ。って云っても、かなり大きな倉庫です。

 

ヴァルディー社工場6こんなラックが数十列並んでいます(驚)

 

ここでは、オーダーに基づいてデシ(革の計量単位)数を指定された革が用意され、裁断に回されます。

その革を指定された抜き型でに抜いていきます。

結構な速さです。人件費の高いドイツ国内で生産をするために工程管理は徹底しています。

 

ヴァルディー社工場7正確で手早い仕事ぶりは見事です!

ヴァルディー社工場8自動ミシンも入っていますが、肝心な細かいところは人の手で

 

なんペアのパーツを何分何秒で仕上げるというタグがついていて、その範囲内なで仕上げないと給料が満額支払われないと云うもの。

横丁の靴やなら、直ぐにお払い箱になりそうです(^_^;)

ラインのエンドにはチェックマスターがいて、出来上がりをきちんとチェックしています。

 

ヴァルディー社工場9超ベテランの方がフォローのお仕事をしています

 

もし、企画から少しだけ外れたものが出たときは、超ベテランの職人さんのところに回され、修復して戻されます。

 

ヴァルディー社工場10一つ一つ、一足一足しっかり丁寧に造られていきます

 

いくつかの工程を経て、製品として仕上がり、最終チェックを通ったものが倉庫に格納されていきます。

 

ヴァルディー社工場1113万足ものFinn comfortの箱の列は壮観です

 

その数、通常でおよそ13万足とか。すごい数字ですね。

世界48カ国に輸出され、年間120万足を生産する工場だけに在庫量もすごいですね。

この後、ミーティングルームに戻って、FinnComfortのどこが優れていて、ここを伝えしたいと云うところのレクチャーを受けました。

これだけ丁寧に素晴らしい素材を使って、しっかり造られているFinn comfort。

日本に戻ったら、その良さをしっかりお伝えしながら、丁寧にお客さまにお渡ししていきたいものと思いました。

飛行機の時間が迫っていたので、後ろ髪を引かれる思いで、帰国の途につきました。

この後、フランクフルト空港からパリに飛び、そこから羽田まで、ほとんどムダな時間なく帰ってきました。

 

ライブでブログが書けなかったので、さかのぼってその日に合わせて書いています。少し変な感じがするかも知れませんが、気分だけでも楽しんでいただければ幸いです。

この記事は、2月23日に書いています。

 

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