新たな発想へ刺激をいただきました
一昨日、京都へ行ってきました。
横丁の靴やの大切なお友達で岐阜で呉服店を営んでおられる山本由紀子さん。由紀子さんのこれからの新しい事業の輪郭を見学させてもらうために行ってきたのです。
実は山本さんは、160年以上続く老舗呉服店を切り盛りし、世間的には不況業種とも言われる業界の中で特異な成績を上げられてきました。
山本由紀子さん
その山本さん
昨年社長の座を娘さまに譲って、新たなる航海に出られたのです。
それがどのようなカタチになっていくのかは横丁の靴やには分かりませんが、とにかくこれまでの「着物」に関する経験や知恵の蓄積をもとに、新しい事業を立ち上げようとしているのです。
そのベースキャンプになるものを、京都四条に開設準備をされています。
どのようにしていくのかメッチャ関心を持っていた横丁の靴やに、「遊びに来て!」とお電話をいただいたので、速攻で出かけてきました。
素敵なたたずまいの京町家の風景
まだ完成していないベースキャンプ(秘密基地みたいなものですね)に伺って、いろんな話をお聴きしました。
古くから続く京町家の一室を借りて、ここを出城にして新しいナニカを企んでおられるのですね(*^_^*)
そのエネルギーや発想はとても刺激になりますし、思考や練っている手順をお聴きすることは横丁の靴やにとっても大きな学びになります。大変ありがたい時間です。
そんな由紀子さんに京都の街中を案内してもらいました。
そこで教えていただいた食品スーパーさん。八百屋さんが経営している、近代的で大きなものでした。
「八百一」さんと云う、その店舗。ここでも大きなヒントをたくさんいただきました。
自社農場から調達している野菜をはじめ、信頼できる業者さんとのコラボで八百屋だけではない広がりをもっています。
雑貨まで扱っていてミニSCのようにも見えますが、野菜を核としたれっきとした「八百屋さん」なんです。
八百一屋上農場
屋上には小さいですが、農場まであってそこで収穫したものも売っています。
こういった発想、と云うか事業の実現手段は大きなヒントになります。
山本さんの「由紀子のへや(京町家)」もしかり、この八百一さんもこれまでとは違うナニカ(お客さまへのお役立ち)を創っていくための大きな学びになります。
おさだウイズ店で考えていること(将来のフットパーク構想)はまだまだ準備不足ですが、先を見て考え妄想をふくらませていくことは、その構想につながらなくても、この時代とっても大事なことと思い、定休日の度にいろいろ出かけているのです。
一部「遊び人」的な声も聞こえてきます(それ、メッチャうれしいほめ言葉ととらえていますが)が、まだまだインプットを続けながら走り続けたいと思っています。愉しくがんばっていきます。