自分の出来ることで、お客さまに「笑顔」を。
2011.03.28
努めて、「震災」のことは書かずに、日常の「普通」を書くようにしていましたが、
実際の現場でのことを書きつづった看護師さんのブログを見つけてしまいました。
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing
こう云うのを読むと、もう何も言えないし、やるせない気持ちが強くなります。
何度も書いていますが、
じゃあ、そんな中で自分は何ができるか・・・・・
やっぱり、自分の出来ることを精一杯するしかないという当たり前の結論にたどり着きます。
横丁の靴やなら、
はきごこちのよい靴を、目の前のお客さまのために、一生懸命に選んでさし上げて、「笑顔」になっていただくこと。
そんなことぐらいしかできないのです。
歯がゆい気持ちですが、
それしかないし、それでいいのだと思うようになりました。
とにかく一生懸命、仕事を頑張って、お客さまによろこんでいただき、そして、ささやかですがお金を回して、被災地に少しでも支援できるように出来ればいいのでは。
昨日、「踵骨棘」で足が痛くて辛い思いをされているお客さまに、ドイツ製靴のインソール(フットベッド)の棘(踵骨のとげですね)が当たる位置をくりぬいて、特殊なやわらかい素材に換える加工をしました。
それまで、病院に行っても接骨院に行っても痛みが全然やまなかったのが、ピタリと痛くなくなった!と、とてもよろこばれました。
これだけでも、一人のお客さまですが、その方をこころからの「笑顔」にできたのかなと思います。
こういうことの連続なんでしょうね。
自分の出来ることで、誰かに「笑顔」になっていただく。
それが、我々に出来ることなのではとあらためて思いました。