映画って時代の変化や熱を伝えているって思います。
昨日は、久しぶりに映画のはしごをしました。
今日以降、ほぼノンストップの日々になりそうなので、行けるときに行っておこうと覚悟を決めて出かけました(って、そんな大げさなことではないですが(^_^;))。
今年6本目の映画は、アカデミー賞最有力候補作品でもあった「ラ・ラ・ランド」。
(作品賞は、ブラッド・ピット制作の「ムーンライト」になりましたが)
このシーン、何とも言えない素敵さですが、横丁の靴や的には
ミアがさりげなく靴を履き替えて踊るところに目が行きました。
いやぁ、上質のミュージカル映画ってホントいいですよね。
この作品も、やはり素晴らしいものでした。
映像もメチャきれいだし、楽曲も素晴らしく、「さすが!」って感じでした。
オープニングシーンで観客を取り込み、ドラマのなかに引きずり込んでいくシナリオと演技の確かさは群を抜いている感じ。
「セッション」とはまた違った境地を見せてくれたデイミアン・チャゼル監督の手腕が光っていますね。
エマ・ストーンとライアン・ゴズリングの演技も特筆ものでした。
ただ、個人的感想なんですが、最後が悲しかった。
ネタバレになるので詳しくは載せませんが、ラストシーンでの表情が悲哀に満ちたものでした。
横丁の靴やは、アホなので勧善懲悪ものやハッピーエンドのものが基本的に好きなので。
これから観られる方は割りまして観てくださいね。
あっ、それと、主人公のミアの履いている靴や、靴を履き替えるシーンも注目して観てくださると、より愉しくなれるって思います(*^_^*)
7本目の映画は、「素晴らしきかな、人生」。
監督も素晴らしいですが、キャストが豪華です(*^_^*)
あの「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル監督の作品。
最愛の娘を亡くし人生のどん底にいた主人公が、会社の仲間と奇妙な舞台俳優たちとのトリックによって(もちろん分かっていた)、立ち直っていくというストーリー。
ウィル・スミスをはじめ、豪華キャストでのドラマ仕立てはよかったですが、もう一ひねりあったら、もっと面白かったかも。
でも、ハッピーエンドだったのでOK!でした。
二作続けて観て感じたもの。
それは、人の出会いとそのゆくえ。
シチュエーションも違うしスタイルも違うのですが、「人」のつながりっていいなあって思ったことです。
この世の中って、「ご縁」が織りなすパラレルワールド(よい意味での)って思われます。
それと、そのためにも「行動」を起こすことが未来を変える!ってところでしょうか。
あまり、頭で考えては映画を愉しく観られませんが、なんて云うかなぁ、やはり訴えかけてくるものには、その時代の変化も含め持っている熱みたいなものがありますね。
昨日はすてきな映画を二本も観られて、仕合わせな横丁の靴やでした。
次は、「LION ライオン 25年目のただいま」を観たいなぁって思っています。