人は変えられない、自分が変わらなくては。
2016.09.07
昨日はお店の仕事で一日中動き回っていましたが、今日はプライベートデーでゆったりさせていただきました。
午前中、名古屋のお知り合いのクリニックに出向いて、ある部分の治療を始めていただきました。
加齢とともに、身体のあちこちにガタが出てきますが、早めのメンテナンスで悪くならないようにケアしていきます。
さすがに専門医の方だけに的確ですし、いろいろきちんと説明してくれます。
しっかり時間もかけて治療もしていただけて、安心して通院できます。
その後、気になっていた映画を観に行きました。
「神様の思し召し」という、イタリア映画です。
イタリア映画「神様の思し召し」、映画ドットコムより
以前に「最強の二人」という素晴らしい映画があったのですが、それを彷彿とさせる秀作です。
エリートの天才外科医とムショ帰りのカリスマ神父、そして外科医の家族たちの葛藤。
コメディなんだけれど、とても考えさせられる映画でした。
凄腕だけれど傲慢で、それが自分では分からず次第に家族から見放されていく天才外科医に救いの手をさしのべたのは天敵のはずの神父さん。
その神父さんを騙した罰として一ヶ月のボランティアをするのですが、その中で自分が変わらなければ、人は変わらないと云うことに気付いていく。
そして、一番嫌っていた神父さんと別れがたい親友になっていく。そんなストーリーなんですが、いろいろ考えさせられました。
自分が正しいって思っていること自体が、間違いってことも往々にしてあるわけで、自分に置き換えてゾッとするところがありました。
自分のことって自分では判らないものですものね。知らず知らずのうちに傲慢な人間になっていないかチェックが必要ですね。
イタリアでは異例のロングランになったそうですが、分かりますね。
人間の真の部分を突いている着想と表現。
橫丁の靴やは、素晴らしい映画だなって思ったのでした。
人は変えられない。自分が変わらなければ、何も変わらない。
肝に銘じます。