「何のために走るのか?」——映画『F1』を観て
2025.07.23
今日、映画『F1(エフワン)』を観てきました。
いやぁ……しびれました。
久々に、エンドロールで胸がじわぁ~っと熱くなった。静かに、でも確かに揺さぶられた感じ。
主演はブラッド・ピット。そう、あのピット様がF1レーサーとしてサーキットを駆け抜けるわけです。
だけど、ただのスピードとスタイルの映画じゃない。そこには「人が、なぜ走るのか?」「何のために生きるのか?」という問いがズドンと込められていた。
走るのは、勝つためか? 金のためか? 名声のためか?

──いや、違う。
「ただ走ることが、好きだから。」「誰に勝たなくても、自分の中の火を絶やしたくないから。」
そんな、きれいごとだと思われそうな理由が、映画の中でリアルに響いてきたんです。
「惰性で日々を過ごしてないか?」
「昔、夢中になっていたことを忘れてないか?」
おさぴーの心にもグサリと刺さりました。
今の時代、SNSで“誰か”を演じながら、なんとなく生きてしまっている人、多い気がする。
かくいうおさぴーも、どこかぼや〜っとしていた部分があって。
でもこの映画、背筋がシャキッとするんですよね。
「オレ、ちゃんと生きてるか?」って、問われた気がして。
ブラッド・ピットにとっても、間違いなく代表作になるんじゃないかな。派手なアクションやCGじゃなく、“魂”で走ってる。そんな映画でした。
正直、F1に興味なくても全然OK。
むしろ、迷ってる人こそ観てほしい。
きっと何かが、動き出すから。