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時代は変わっているって実感!

2016.10.26

おさぴー@横丁の靴やです。

お陰さまで、腰痛の方も少しずつ回復してきています。

やっと痛みも和らぎ、今日寝込んでから初の外出をしてきました。

少し疲れましたが、痛みもなく、明日から少しずつ「社会復帰」しようかなと思っています。もちろん無理のないように気をつけながらですが。

 

今回の件では、お客さまをはじめ、回りの方々にご迷惑とご心配をおかけしました。

特に、やまだと青木には無理を強いてしまい、申し訳なく思っています。

お店の方は、横丁の靴やがいない方が盛況な感じと、やまだから報告を受けています。

休みに入った先週から、ちょっとビックリするような数字が続き、大変だったろうなって思っています。

お客さまからは「長田さんがいない方がのんびりゆったり出来て、かえってイイかも(^_^;)」なんてお話も伺っています。反省すること大ですね。。。

まあ、それはともかく、お客さま方に大きなご迷惑をおかけせずにすんだことに安堵しています。

 

少しずつ動き出してはいますが、無理な姿勢や同じ姿勢は御法度なので、時間を決めて日常生活での動きの他に、本を読んだりをしています。

ちょうど、寝込む前に届いていた本がありました。

「商業界」さん発行の「さらば価格競争」と云う本です。

 

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法政大学大学院教授、坂本先生の最新刊です

 

「日本で一番大切にしたい会社」でも有名な、法政大学大学院教授の坂本幸司先生の最新刊です。

230ページほどの本ですが、今の時代の我々に大切な示唆に富んだ事例と提言がまとまめられています。

 

この本を読んでいて、手前味噌ながら自店は多少ではありますが近いなと云う感想と、多くの商人が読まれるといいのになって思ったのです。

手前どもが学んでいる「ワクワク系マーケティング実践会」の基礎になるお話でもありますが、世の中のお役に立つためには、やはり本物の商品とお客さまに寄り添った商いの重要性を説いておられます。

読んでいて、ふっと出てきたのが映画の「You’ve Got Mail(ユー・ガット・メール)」です。

ご存じの方も多いと思いますが、1998年頃のアメリカ映画だったと思います。

トム・ハンクスとメグ・ライアン共演のラブコメディ映画で、AOLだったと思うのですがそのメールにまつわるラブストーリーです。

その舞台になっているのが、1990年代末期、もうすぐ21世紀というニューヨーク。

 

そのNYで、ディスカウント・ブックストアチェーンが出店してきて、街角に古くからある児童図書専門の小さな本屋さんが閉店に追い込まれてしまう、と云うストーリーで、その当事者同士が恋に落ちるというお話(ネタバレですがいいですよね)。

先に述べた「価格競争をしない」ワクワク系的商売で、本当にお客さまの笑顔のための商いを続けていれば、ひょっとして閉めなくっても良かったのではないかと思ったのでした。

まあ時代が違いますから、お客さま方の感性が価格だけではないというようになっていたかどうかは分かりませんが、ふとそんなことを思ったのです。

 

資本力や体力の差でいけば「価格」競争しようとしても端から勝てるものでもなく(勝つ・負けると云うのも今ではおかしな感覚ですが)、独自のオリジナリティと知識や接客や応用などの細かな、お客さまに寄り添ってのサービス がいかに大事なのかなって思ったのです。

また、お客さまのために本当に必要なお店や会社は、きちんと伝えることによって生き残らなければならないとも思うのです。

やはり、こう考えるようになってきたのも、成熟化した社会のなかで、価格だけでは推し量れない大切なものに多くの人々が気付きはじめたこともあるのでしょうね。

それも、世の中の大きな変化なのでしょうか。

 

まだまだ、小さな「快足楽歩カンパニーおさだウイズ店」にはやるべきことがいっぱいあるようだと感じています。

お店の二人や回りの方々にはご迷惑をおかけしていますが、こんなことをゆっくりじっくり考える時間が、必要な時だったのかなと思っています。

社会復帰(^_^;)前に思ったことを書いてみました。

 

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