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今を変えた人

2019.03.26

今、時代が世の中が大きく動こうとしていますが、

 

1970年代に性差(女性の平等)の権利獲得を目指した女性弁護士(ロースクールの教授ですが)が活躍するを観てきました。

 

ビリーブ 未来への大逆転(原題:ON THE BASIS OFSEX)」です。

 

 

映画ビリーブ02

 

 

先にご紹介した「グリーンブック」と同じく実話の映画化です。

 

 

ストーリーは以下の通り(簡略ですが)

 

時は1970年代、アメリカ。

女性が職に就くのが難しく、自分の名前でクレジットカードさえ作れなかった時代に、女性弁護士ルース・ギンズバーグが勝利した、史上初の〈男女平等〉裁判。

その裁判が映画の一番の柱になっているのですが、その中でも多くの葛藤や家族との絆で支えられているところなども横糸として張り巡らされた、秀逸なシナリオです。

わずか50年前には、今では考えられない(と云うか、その当時では大多数の人が当たり前と思っていた)女性は家庭にいて稼ぐ仕事は男性のものと云う「差別」にライフワークとして立ち向かっていったルース・ギンズバーグ。

映画を観るまでは知らなかったのですが、ルース・ギンズバーグ氏はアメリカで最も尊敬される女性第4位になっているそうです。

その後、アメリカ最高裁判事にまでなっています。

 

この裁判がアメリカ、だけではなく世界を変えていったと言っても過言ではないと思います。

 

まったく勝ち目のない裁判をすること自体が普通からいったらあり得ないことですが、最後まであきらめずに挑んでいく彼女の姿から大きなパワーをもらった気がします。

 

映画を観ていて、

 

〇〇だからと云う現状に疑問を持って、どう変えていったらよいのかを真剣に考え行動することの意味を問われているように感じました。

 

流されていくのはでなく、きちんと立ち止まって考えてみることが、これから先もとても大切なことのように思います。

これだけ世の中が変化していくのだから、余計に大事になってきますね。

 

 

法廷での最後の陳述のシーンは圧巻でした。

 

映画ビリーブ

 

「グリーンブック」に続いて、すてきなアメリカ映画を観られ仕合わせです。

そうそう、最後に流れる主題歌もすてきです。観に行かれて、すぐに席を立たれないように(笑)

 

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