世の中、いろいろ勉強になること多いですね
ちょっと辛口のブログですが、よかったら読んでみてください。
先日お越しになったお客さま。60才近くのスーツ姿の女性の方です。
「足が痛くって、どうしようもなくて来ました」と云うことで、おみ足を見せていただき計測してみると、2サイズも小さな靴を履いておられます。びっくりですね(^^;)
足裏にはタコもいっぱい。つま先も変形していて、ホント痛々しそう。
いろいろお話を伺いお履きになるご用途なども考えて、これならって云う靴を出してみると、ホッとしたような表情で「とっても楽です。これならず~っと履いていても大丈夫です」と言われます。
タイプ別になん足か候補になる靴を出させていただき、どれも履きよいとのことで少しでも快適な日々をお過ごしいただけるかなと思ったのですが、そこからが問題。
このデザインは嫌(ぱっと履けれてすっと脱げるタイプがよいとのこと、でも、それは履きにくい靴ですよと申しあげても)とか、素材やカラーは違うものが良いとか、パンプスもベルトがなければ(プレーンパンプスってことですね、ウチでは扱っていませんが)買っていくのにとか、いろいろ言われます。
これまで足を痛めてきたものと同じような靴が欲しいのですね。「魔法の靴」をお求めでしょうか。
その時点で、横丁の靴やはスタッフに任せて奥に入ってしまいました。
そう云う靴ばかり買っているからそんな足になったのにと思うのですが、変えられないんですね。「そのまま痛い足を引きずってお仕事したら」って口走りそうだったので。
まあ仕方ないですね。あとはご本人の考え方次第ですが、変化対応出来ないんですね。
ウチのスタッフも丁寧にご説明して、アドバイスをしたのですが頭の中は固いままのようです。やまだもさじを投げたような表情です(^^;)
仕方ないので、丁重にお引き取りいただきました。
自覚のない「靴難民」の方は、おそらくず~っとこんな感じで不快な痛い生活を送って行かれるのでしょうかね~(T_T)
やまだがつくった「靴難民」の紙芝居です
もし、「えっ」と思われたら、「ダメ靴チェック」をのぞいてみてくださいね
「靴難民救済」を謳っている以上、もう少ししっかり説明してお伝えしたいのですが、その人が「こうだ!」って言われて耳を傾けられないのなら、変えようもないですものね。
先ずは足が快適になる靴を求められて、足がよくなってきたらもう少し違ったもの(ご希望に近いデザインのもの)を探されればよいのになって思うのです。
当店に新しくお越しになるお客さまでも、変化に対応できる方はどんどん足もよくなり、時間とともにもっと違うお洒落靴も履けるようになってくるのですが。
いやぁ、人の振り見てわが振り直せではないですが、世の中いろいろ勉強になります。自分はそんな風にならないようにと自戒しました。
ちなみに、おさだウイズ店には店長おさだのトリセツがあります。
よかったら、ご覧になってからお越しいただけると幸いです(*^_^*)
青木作のおさだの取説です(^^;)