靴を選ぶということ・ ・ その2
2010.03.03
靴選びをするときに必要なもう一つの要素
ひとつ前の「ひとり言」で、靴選びの最もキモになる部分に触れましたが、実際には、
その他にカラー、デザイン、価格、お好み、そういった情緒的な要素も入ってきます。
多くの方には、どちらか言うと「履き心地」よりも、こちらの方が大事かも・ ・ ・
でも、そうなると、実際 「靴を選ぶということ」は、ちょっと大げさに言えば天文学的に難しくなってきます。
試し履きをしていただき、履き心地にご満足いただいても、「うーん、履き心地すごくイイんだけど・ ・ ・」 という反応。
”けど・ ・ ・” の後に何が続くのかな ??
「もっと違う色ないの?」「形、あまり好きくない」「この履き心地でもっと違うデザイン欲し~い!」etc etc
その気持ち、判らないこともないんですが ^^;
でも、お客様のご要望全てを受け入れることは、ちょっと無理があるのです!!
ゴメンナサイね。。
いろいろな足に対応するために違った木型、パターンの靴を集める
ようにしていますし、デザイン的にもかなりおしゃれなものを取り揃えるように心を砕いています。
(手前みそですが、ウチのスタッフのセンスはなかなかのものです)
当店は、大きなお店ではありません。
自店の出来る範囲内での、行えることは一生懸命ガンバッていますが、醒めた部分も持っています。
全てのお客様に満足していただくということは無理だと思っています。
ファッションシューズ中心のお店と一緒の靴(デザイン他)を要求されても、「無いものは、ないんです。ごめんなさい」 ということになってしまうのです。
これまでと同じものを探そうとするから、「足のつらさ」から逃れられないのです。
決して押しつけをするわけではありませんが、場合によってはほんの少しでよいですから 挑戦の気持ち を持って欲しいのです。
きっと、扉が開けますよ・ ・ ・。
当店も一歩一歩前進していきますので、ぜひ応援して下さい。
当店が成長できれば、また、それだけお客様のご要望がかなえられる確率も高まるのです。
どうか、よろしくお願いします。