過程をたのしむ、ということ
2013.09.09
先日、ラジオで「家電(製品)文化論」というものを聴きました。
曰く、”電子レンジとアイロンは違う”ということです。
電子レンジは中に入れて”チン”さえすれば、1分から数分で、とても美味しく食べられるようになります。
対して、アイロンは使う人がいろいろ手間をかけて考えて操作しなければ、きれいな仕上がりにはならない。
そりゃそうですね、アイロンが自動ロボットで細かいプリーツやしわなどを判断してプレスできないですものね。
家電製品でも、そのような「人の手」による、細やかな愛情や温もりみたいなものが大事になってくる。
そのような内容でした。
ブラックボックス化してしまい、どんどん自動化されていくのが良いということではないのですね。
便利になるのはよいことなのですが、でもその過程や楽しさがなくなるような部分もあります。
感性とか人の手って云うキーワード。
今の時代とても大事になってきているように思います。
文化文明が飛躍するほど、逆に人による手とか手間がポイントになってくるのではないでしょうか?
先のアイロン
愛着のあるシャツやブラウスなどの仕上げ、明日大事な人に逢う時には、より丁寧に目を細めながらニコニコしながらアイロンをかけていくと思うのです。
そんなことも日々のすてきな時間なのではないでしょうか。
昨夜のワインがまだ効いているのかな???
柄にもないことを書いてしまいました。