出かけて実際に見てみるっていいものです
さて、いよいよ「おさぴーのヘンテコ旅日記」の最終回です。
ロンドン滞在の最終日は、市場視察です。
ストックの国でもあるイギリスで、古くからあるデパートやキラ星の有名ブランド店。そして同業の靴を扱っているショップを巡って、なにかこれからのヒントになるものを見いだそうと出かけたのです。
ちょっと遅めの朝食をしっかり食べて、先ずは各国の大富豪たちが顧客と言われている「ハロッズ」へ。
3日目と云うことで、地下鉄にも大分慣れましたが、ボディバッグには常に手を添えて用心していました(^_^;)
ハロッズは、さすがの貫禄です。
ロンドンの老舗デパート「ハロッズ」
日本では(いや世界的に)デパートは苦境に立たされています。
イギリスではどうなのかと思って立ち寄ったのですが、独自の世界観をもった素晴らしいお店でした。
置いてある品々は吟味に吟味を重ねた自慢のものだけなんでしょうね。いろんな有名ブランドもうまく取り入れて、「格」の違いを見せつけているようでした。
ルイ・ビトンのシューズ、履いてみたかったのですが、お値段が、、、
特に子供たちのフロアは圧巻でした。
アパレルから靴、玩具、生活用品までいろんなものがここで揃います。
子供靴売場は規模も格段に大きく、ここまでの大きさと靴の種類の多さは日本ではとても見られないものでした。
グッチの靴なんて、自分が履いてみたい感じでした。でも、お値段もメッチャ立派でした。
全体的に人の入りは少ない感じですが、有名ブランド店と同じでふらっと入ってこられる方をお客さまとしているようではないことだけはわかりました。
ご愛顧くださる上顧客のための設えや品揃えを徹底しているように見えました。
でも、一観光客のおさぴーにもとても親切な応対は素晴らしいものでした。
う~ん!!って感じです。
ドアマンの方の笑顔は素晴らしいものでした!
次は、こちらも200年以上の歴史を持つ「フォートナム&メイソン」へ。
ここは、一階と地下の食品でしょうか。
何百種類もの紅茶やジャム、ビスケットなどがきれいに陳列され、それに多くのお客さまが群がっている様は圧巻でした。
四階のフロアには、「靴磨き」のコーナーがでんと構えていて、置いてあるケア用品も知らないものが多くとても勉強になりました。
陳列数は少なく基礎階とは違った風情というか商いの仕方に感じるものがありました。
お昼はここの中二階のレストランでゆっくりいただき、何か癒やされました。
レストランでは、ゆっくりお食事をいただきました
その後、世界のベストデパートに何度か選ばれた「セルフブリッジ」や、ソーホー地区にあって独自ブランドが人気を集めている「リバティ」にも行ってみたかったのですが、時間的に無理と判断しあきらめました。
その代わりに、
ストリートに軒を連ねる有名ブランド店や地域に根を張った商いをしていると思われるお店を観てまわろうと、こちらに時間を割きました。
世界中の有名ブランド店が軒を連ねている様は圧巻ですね
グリーン・パーク駅近くの「ロイヤルアーケード」近辺のキラ星の有名ブランド店が建ち並んでいるところは壮観でした。
ショーウインドウは面白く参考になりましたが、どの店も黒服の方が立っていて、「ここはおまえの来るところではないよ」みたいなオーラはすごかったですね。数軒は入りましたが疲れてしまいました。
GUCCIってネームがなければ、なんの興味もわかない靴ですがお値段は!!
お客さまはほとんど入っていない感じなのですが、どうやって営んでいるのだろうかって、素朴な疑問が浮かびました。
ブランドの発信が出来れば、それでいいのでしょうかね。
それとも、上顧客の方々が車で乗り付けて、さっと買い物を済まされて去って行くのでしょうか? 謎ですね。
どなたか詳しい方がお見えでしたら、教えてください。このままじゃ夜寝られない(^_^;)
その後廻った地域に根を張ったお店では、
食器や生活雑貨、文房具や筆記具などを扱っているショップさんに面白いユニークなところが多く、こちらはいろんなヒントをもらえました。
なんて言うのかなぁ。
独自の世界観や思想のようなものがお店を形づくっている、そんなお店はやはり訪れるお客様も多く、とても得るものが多かったように思います。
そんなこんなで、駆け足でロンドンのごくごく一部をご紹介したのですが、どうでしたでしょうか?
おさぴーは、やはり出かけてみる、行動してみることによって、すぐにではありませんがこれからの商いにつながるいくつかのものをいただいたように感じています。
今後はより気をつけて変なことに巻き込まれないようにしながら、まだ見ていないあちこちを訊ねてみたいと思っています。
拙い「「ヘンテコ旅日記」をお読みいただき、ありがとうございました。