便利の裏に潜む危険
2017.04.17
一昨日、クレジットカード取り扱い端末で連続してエラーが発生しました。
一部のお客さまには現金にてのご対応をしていただくなど、ご迷惑をおかけしました。
開店直後から時々エラーが発生し、端末リセットなどをしても直らず、ネットワークセンターに問合せするも、電話自体が門前払いのような異常事態で「何かあったな」って感じがしていました。
カード決済の大元の「日本カードネットワーク」のサーバーが、何らかの理由でダウンしたのが原因のようでした。夜、ニュースで放映していました。
夕方の5時頃には復旧した模様で、通常と同じようにさっと決済できるようになりましたが、こういうことって小売店にとっては、本当に困った緊急事態となります。
ネット経由と電話回線経由の二回線冗長システムにしているのですが、、、
当店はインターネット経由のシステムと、以前からの電話回線のシステムの二つの決済端末を用意しているので大丈夫かなと思っていましたが、大元が逝ってしまうとアウトです。
便利になればなるほど、どこか分からないところで生じた小さな異常で広範囲な障害が生じるケースが多くなると思われます。
あまり考えたくはないのですが、朝鮮半島で有事があったような場合、もしあの国が暴発して高高度大気圏で核爆発(EMP)を起こせば、世界中のコンピュータシステムがダウンするとも云われています。
核一発で通信インフラや電子的決済制度が破壊されてしまえば、石器時代に戻ってしまう、と云う危惧を感じます。
また、これとは違いますが、サイバー攻撃などでネットワークシステムがダウンさせられても、深刻な状況になります。
そんなことが一瞬頭をかすめた昨日の出来事でした。
便利すぎるのも善し悪しで、ほどほどがいいのかなぁ(^_^;)