深く大きな気付き
この下でも書きましたが、横丁の靴や、月曜日から三日間、東京~横浜を巡ってきました。
二つの「場」があって出かけてきました。
一つ目は、快足楽歩カンパニーおさだウイズ店で昔から主要商品として大活躍してくれている、「シュナイダー」 と云う、靴メーカーの社長さんとのミーティングでした。
このスイス製のシュナイダー。
特に おみ足の細い方々の守護神 とも云うべき存在の靴で、当店でも20年以上にわたって取り扱いをさせていただいています。
そんなシュナイダー社の社長さんと奥さまが初来日。
お取引先のS社さんからお招きいただき、そのミーティング(と云っても、数社だけの集まりですが)に参加してきました。
シュナイダー社長とともに
これまでの経緯やその製造哲学、そして肝心な木型やパターンについてのこだわり、特徴などをレクチャーしていただきました。
シュナイダー社の宝とも云うべき木型とパターン
その後、今問題になっている点や改善案、要望などについて、フリーディスカッションで 熱く熱く語らい合いました。
シュナイダー社長もそれが訊きたくて初来日されたとのことで、それが今後のシュナイダー製品に活かされてくれば、
どんなにもうれしいことか!!
当店のお客さまがもっともっと悦んで笑顔になってくださる「シュナイダー」が出来上がってくれば、メッチャうれしい!ですね。
手前どもも微力ではありますが応援していきますので、これまで以上に顔晴っていただいて「すてきな靴」が出来上がってくることを切に願っています。
その夜は、仕事を通じての古くからの友人と一献を傾け、愉しい夜をともにできました。
翌日からは、場所を横浜に移して二日間「勉強」の場でした。
横丁の靴やがここ10年ほどお世話になっている「商いと人間」に関する勉強会の15周年を記念しての特別セミナーでした。
今の世の中のとらえ方。
そして、そこからどのように道を間違えずに観て進んでいくかの「視点」というか視座、考え方についての知見について、みっちりと教わる(と云うか考え、頭の中が発火する)機会でした。
このようなことを真っ正面から捉えて”考える”ことって、普通の商売人にはあまりない機会だけに、大変にって云うか本当に勉強になりました。
それと同時に、これまで進んできた道、そしてこれから進んで行こうとしている路が間違っていないことに、こころからの安寧を得て帰ってきました。
お客さまのよろこばれる笑顔を目指して一歩一歩進んで行くわけですが、その道は大変な路であることも合点しました。
でも、それをお客さまの笑顔とともに求めていけば、すてきな未来へと続いている道を見つけたという安心感もありました。
これからもそれに向かって一歩一歩小さな歩みですが続けていきたいと、こころを強くして帰ってきました。
また今日から精進して進んでいきたいと思います。
小さな店はありますが、私たちと一緒に新しい世界に向かってともに歩んでいただければ、お客さま方の笑顔ももっともっと輝くものになる、と信じていただける店になりたいと思います。