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そんなに難しいことではないと思うのですが・・・

2010.10.25

一昨日は、かなりビジーな日でした。

やまだがお休みをいただき、私一人でしたが、お越しいただいたお客さまの応対に精を出すことができました。

 

そんな中、お一人、山梨から車で走ってきていただいたお客さまが。

わざわざ車で当店までご来店くださるなんて、普通ではありません。

じっくりお話をお聴きしてみると、”何を履いてもどこかがあたる”とか痛くなってしまうとのこと。

こちらも一生懸命お話を伺い、おみ足を見させていただき、たぶんこう云うことかなと思ったのは、

勘違いしていて、ご自分の足のタイプ(ペドタイプ)とは違う靴をずーっと探されていたのではないか、と。

足囲はそんなにないのだけれど、「開張足」なので足幅があり、それで、実際より大きめの靴をずーっと購入していたわけです。

そのため、靴の中の適正な位置で足が停まらず、前滑りして、それで、各所があたっていたわけなんですね。

 

つま先にはしっかりゆとりがあって、「踵(かかと)」と「甲」でちゃんと止まる靴をお奨めしたところ、顔色がパッと変わりました。

このような靴を探せば、そんなに問題のある足ではなかったのです。

ですが、これまではそうではなかったようで、「こういうことをきちんと見て、言ってくれる靴屋さんがなかった」そうです。

 

うーん、今の時代、このようなお店、減っているんでしょうか。

大型店とその中のテナントさん隆盛の中では、「効率化」が重視され、お客さまのための当たり前のサービスがないがしろにされてしまっているのでしょうか?

まあ、そのおかげでと言っては変ですが、わが店がお客さまから重宝がらているのですから痛し痒し、と言ったところですね。
結局、そのお客さま、予定外の他の靴もお求めになられ、うれしそうに帰って行かれました。

 

「来てよかった!です」 と仰っていただき、こちらとしてもホントほっとしました。

こういうことがあると、どんなに忙しくて身体は疲れていても、こころの中にぼーっと明るい灯りが輝いているようで、一生懸命頑張れるものなんですね。

靴やをやっていて、よかったなあという想いをした一時でした。

 

  • 自分の専門は自分にとって当たり前なんですよね。
    お客様にとって「それ」は大きな驚きであることが多いのですが。
    人は新しいことを知ると嬉しくなるものだと思います。
    長田さんの破顔一笑を思い出しました。

  • 自分の専門は自分にとって当たり前なんですよね。
    お客様にとって「それ」は大きな驚きであることが多いのですが。
    人は新しいことを知ると嬉しくなるものだと思います。
    長田さんの破顔一笑を思い出しました。

  • ほっとはーとやまださま、おはようございます。
    いつもお気にかけていただき、ありがとうございます。
    そうですよね。自分がいつもしていることは当たり前のようなことでも、知らない方には新鮮な発見にもなりますよね。
    それを丁寧にお伝えしていくことが、我々商人の大切なお仕事と、再認識いたしました。
    いつも多くの気づきをありがとうございます。

  • ほっとはーとやまださま、おはようございます。
    いつもお気にかけていただき、ありがとうございます。
    そうですよね。自分がいつもしていることは当たり前のようなことでも、知らない方には新鮮な発見にもなりますよね。
    それを丁寧にお伝えしていくことが、我々商人の大切なお仕事と、再認識いたしました。
    いつも多くの気づきをありがとうございます。

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